ブログで自著論文に関する情報を発信することは、研究を宣伝する上で非常に効果的です。実際、多くの研究者がこの方法で研究の発信を行なっています。出版済み論文の内容を使っても、その引用元を明示している限り、この行為は自己剽窃とは見なされません。投稿記事の冒頭または末尾に、その投稿について「○○誌に掲載された自著論文を基にしたものである」と記載した上で、論文へのリンクをはるのが一般的です。ただし、ジャーナルが論文の著作権を保持している場合は、論文の再利用に関するジャーナルのガイドラインを確認する必要があります。編集者の許可が必要と書かれている場合は、その方針に従いましょう。さもないと、著作権侵害の罪に問われてしまう可能性があります。 関連記事: 著者による無自覚な著作権違反:ケーススタディ
現在、「偽学会」が増え続けています。残念ながら、信頼できる学会をまとめたウェブサイトはありませんが、信頼できる学会かどうかを見分けるための方法はいくつかあります。 1. 分野で著名な学会を把握しましょう。その分野で長年活動している指導教官、教授、先輩研究者などに信頼できる学会を教えてもらい、リストを作りましょう。 2. リストアップされなかったからといって、必ずしも信頼できないとは限りません。新設直後だったり、専門分野が若干異なるだけだったりする場合もあるからです。 3. そのような学会を見つけた場合は、運営委員会のメンバーを確認しましょう。分野で著名な研究者が名を連ねていれば、その学会は信頼できると言えるでしょう。ただし、著名研究者の名前を無断で載せている偽学会もあるので、指導教官にその都度確認してみるのがよいでしょう。 4. 学会発表の招待メールには返答しないようにしましょう。このよう
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