2025年4月クール放送のアニメ『前橋ウィッチーズ』。タイトル通り、群馬県前橋市を舞台に、5人の少女たちが魔女見習いとして、魔法で誰かの願いを叶えるために奔走する物語。彼女たちと同世代のティーンはもちろん、年齢・性別関係なく見るものを惹きつけ続けた。 本作の脚本を担当したのは脚本家・吉田恵里香。ドラマ『恋せぬふたり』(NHK、2022年)、『虎に翼』(NHK、2024年)などでも随所に垣間見せた、社会問題に向き合う姿勢とエンターテイメントの視点を兼ね備える吉田さんの作家性が、本作でも光る。ルッキズム、ヤングケアラー、SNS上での性加害など若者が抱える問題を誇張することなく丁寧に描いた点がSNSなどで賞賛を呼んだ。 今回、あしたメディアは吉田さんにインタビューを敢行。『前橋ウィッチーズ』執筆時の話から、刻々と分断が加速する社会で「声を上げ、抗い続ける」こと、「社会の当たり前」を疑い続ける理由
