久保氏は、元国税マンという異色の経歴を持つ経営コンサルタントである。国税庁での税務調査の仕事を経て、光通信に転職。事業戦略立案やM&A、事業提携などを手がけ、在籍した4年弱の間に13のプロジェクトを成功に導いた。その後独立し、経営コンサルティング会社を設立。現在は税理士や経営者向けのコンサルティング、企業の新入社員向け研修などを行っている。 久保氏はこれまで数多くの「伸びるサラリーマン」と「伸びないサラリーマン」を見てきたという。その違いはどこにあるのか。久保氏は自らの経験を元に、若手社員に向けて「伸びるサラリーマン」になるための27のルールを綴った。 内容は、「プロフェショナルとは」「成果とは」といった仕事の本質論から、コミュニケーション力の上げ方、仕事の優先順位の付け方、情報のインプットの方法といった実践的な仕事術まで多岐にわたる。響きのいい、甘い言葉はない。サラリーマンが成長して一人
