ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 朝日 崇文、以下 ウシオ)は、世界的に新たな環境規制物質として注目されている、PFAS(有機フッ素化合物)のうち、代表的な物質であるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)を、触媒や添加物を使用せず光を用いて1リアクターで分解・無害化できる技術を開発しましたので、お知らせいたします。 PFASは、人体への健康被害の実例が報告されて以来、欧米をはじめとして排出規制が定着しつつありますが、その難分解性から除去・無害化手法の確立が喫緊の課題となっています。PFASの分解方法は現在、活性炭で吸着後に焼却する高温焼却処理が検討されていますが、吸着した活性炭の輸送、焼却のための燃料やそのエネルギーの消費、さらには活性炭焼却由来のCO2や温暖化係数※の高いフッ素系温暖化ガスの大気放出が懸念されています。 これらの課題
