
メダリスト
- 元フィギュアスケート選手の明浦路司は、 スケートを独学で学ぶ少女・結束いのりと出会う。 司はいのりに正式なクラブへ入ることを薦めるが、彼女の母親は 不器用な娘にスケートを諦めさせることを望んでいた……。

- 司と瞳はいのりに、フィギュアスケートの検定試験「バッジテスト」を受けるよう勧める。 それは大会の出場資格になる級位を得るための大事なテストだった。 テスト当日、いのりは会場でお姫様のような姿の美少女と出会う。

- 実績を積むために名港杯への出場を決めたいのりと司。踊りが下手だと恥ずかしがるいのりのため、司は一緒に滑って手本を見せる。ある日の練習中、いのりはリンクで「ミケ」と呼ばれる少女・三家田涼佳と出会う。

- いのりと司の初めて の試合・名港杯が開幕した。娘がスケートをすることに反対だった母や、憧れの姉も見守る中、いのりはリンクでの直前練習で氷にブレードを引っ掛けて転び、ジャンプも失敗してしまう。スケートを続けられるかどうか、未来を懸けた初滑走がはじまる。

- 暫定で初級の第1位となったいのり。最終滑走者のミケは逆転を狙い、初級では誰も跳んでいない2回転のコンビネーションに挑む。抜群のリズム感と身体能力を持つミケの演技に、コーチの鞠緒も自信を持っていたが……。

score06 初戦の夜
23分
同世代ではトップクラスの光の演技を見て、少しでも早く近づきたい気持ちを募らせるいのり。司はバッジテスト1級取得後すぐの大会出場を提案し、年齢的な遅れを気にするいのりに、自らが歩んできた道を語り出す……。
- 西日本小中学生大会での優勝を、次の目標に定めたいのりと司。そこで高得点を得るには、2回転ジャンプの成功が必須ということもあり、司はいのりのためにできる最大限のことをしようと決意。そして、1級バッジテストの日を迎えるのだった。

- 大会会場へ来る途中、スケート靴が入ったバッグを電車に置き忘れてしまったいのり。司は忘れ物として届けられていたバッグを引き取るために、10駅離れた保管先へダッシュで向かう。いのりは司を信じて待つことに……。

- 順調な滑り出しから、ひとつずつのジャンプを丁寧に決めていくいのり。重心をコントロールして速いスピードを保ち、ノーミスで演技を続ける姿に司は興奮を隠せない。はたして、いのりは西日本大会を優勝することができるのか――!

- 2回目の名港杯に出場し、5級クラスで優勝するいのり。だが、次の6級昇格には、難易度が高いダブルアクセルという大きな壁があった。一方、司は五輪銀メダリスト・鴗鳥慎一郎の頼みで、彼の息子・理凰を指導することになる。