調査結果を発表するために壇上に上がったのは、EIUの寄稿編集者Jeanette Borzo氏だ。同氏はまず、「多くのエグゼクティブがWeb 2.0について認識しており、収益アップやコスト削減に結びつくと考えている。ただし、Web 2.0の詳細については、知識に幅がある」と述べた。 つまり、半数以上がWeb 2.0の三種の神器として、CGC(Consumer Generated Content)、コラボレーション、ソーシャルネットワーキングが必要だということは理解しているものの、「タグ付けが大衆の知恵を集約するために役立つとわかっていたのは全体の39%に過ぎず、ネットワークの効果を生かすアプリケーションがWeb 2.0アプリケーションだと認識していたのは全体の3分の1に過ぎなかった」とBorzo氏は指摘する。 特に、役職にChiefのつくクラスでは、「CFO(最高財務責任者)を除き、中間管理

