映画「明日に向って撃て!」などで知られるアメリカを代表する俳優で、監督としても高く評価されたロバート・レッドフォードさんが16日、亡くなりました。89歳でした。 ロバート・レッドフォードさんは、アメリカ西部カリフォルニア州出身で、ニューヨークで演技を学んだ後、俳優としてのキャリアをスタートさせました。 1969年の映画「明日に向って撃て!」で銀行強盗を演じたのに続き、「スティング」では詐欺師、「大統領の陰謀」ではジャーナリストを好演して名俳優としての地位を確立しました。 監督としても、デビュー作「普通の人々」でアカデミー賞の作品賞や監督賞など、4部門を受賞したのをはじめ、「リバー・ランズ・スルー・イット」、「クイズ・ショウ」などを手がけました。 数々の才能ある監督を輩出した「サンダンス映画祭」などを通じて映画の振興に尽くし、2016年に文民として最高位の「自由勲章」を贈られたほか、環境保護
