はじめに こんにちは!楽楽勤怠開発チームのoo_yoshiです。 勤怠管理システムは「打刻して残業時間や休暇を計算すれば終わり」と思われがちです。しかし、実際にシステムを開発・運用してみると、その裏には複雑なルールと例外が山ほど存在します。 勤務体系は企業ごとに違い、法律や就業規則も定期的に改正されます。有休の付与や消化ルール、代休や振休の扱い、残業の丸め処理など、ひとつひとつのルールが微妙に違い、組み合わせると膨大なパターンになります。 私たちのチームでは、そうした複雑さに対応するために9年前にDDD(ドメイン駆動設計)を採用し、勤怠システムをリニューアルしました。本記事では、その9年間で感じたこと、分かったことを振り返りたいと思います。 はじめに 旧勤怠管理システムで直面した課題 リニューアル時にDDDを導入して変わったこと 属人化の解消 9年経って実感したDDDの価値 まとめ 旧勤怠

