防衛省は、地上から艦艇を攻撃する自衛隊のミサイル部隊を新たに大分県に発足させました。計画しているミサイル部隊の配備が完了し、来年度から「反撃能力」としても使う長射程のミサイルを各部隊に配備していくとみられます。 目次 Q. 地対艦ミサイルとは? Q. 自衛隊に地対艦ミサイル連隊はいくつある? 大分県の陸上自衛隊湯布院駐屯地に新たに発足したのは、地上から海上の艦艇を攻撃する「第8地対艦ミサイル連隊」です。 30日駐屯地で記念の式典が開かれ、本田防衛副大臣から山田大作連隊長に部隊の旗が手渡されました。地対艦ミサイル連隊の設置は全国で7つ目で、今の防衛力整備計画で掲げられたすべての連隊の配備が完了したことになります。 湯布院駐屯地の部隊は隊員がおよそ300人で、射程が百数十キロの「12式地対艦ミサイル」などが配備されました。防衛省は、12式地対艦ミサイルについて、有事の際に相手の基地などを攻撃す
