一般的に、小売業者はゲーム機本体の販売でほとんど利益を得られず、損失を出す場合もあったという。コントローラーなど周辺機器やゲームソフトを同時に購入してもらうことで利益を確保してきたが、近年は状況が一変。ソフトのダウンロード販売が広がり、周辺機器の利幅も縮小し、店舗側のうまみが減っている。特に規模の小さい店では、利幅が小さく、陳列や保管に場所を取るゲーム機の販売に不満を感じる店主も少なくない。 任天堂は、流通各社との取引条件については回答しないと述べた。ヨドバシカメラは具体的な卸売価格は開示していないが、テレビゲーム製品は歓迎しているとコメントした。多くの顧客呼び込みや他の商品の販売が期待できるとしている。ビックカメラはコメントを控えた。 報道が出ると任天堂はX(旧ツイッター)に「記載されているような事実はございません。なお当社は、流通や販売各社との取引条件については、公開しておりません」と
