政府は27日の閣議で、菅前政権下の昨年6月から今年9月までに官房長官に支出された内閣官房報償費(機密費)が計15億3000万円に上るとする答弁書を決定した。使途は明らかにしていない。新たに判明した11年度分の支出日は4月1日、21日、5月20日、6月21日、7月21日、8月18日で、いずれも1億円ずつ。機密費の使途の透明性確保については「官房長官が使途などを検証する中で、今後検討する」との説明にとどめた。
政府は27日の閣議で、菅前政権下の昨年6月から今年9月までに官房長官に支出された内閣官房報償費(機密費)が計15億3000万円に上るとする答弁書を決定した。使途は明らかにしていない。新たに判明した11年度分の支出日は4月1日、21日、5月20日、6月21日、7月21日、8月18日で、いずれも1億円ずつ。機密費の使途の透明性確保については「官房長官が使途などを検証する中で、今後検討する」との説明にとどめた。
TBSテレビは27日夜の報道番組「NEWS23クロス」で、7月に放送した官房機密費のニュースの中で「報道の公平中立性を欠き、視聴者に誤解を与えかねない」点があったとおわびした。 同番組は7月21日に、鈴木宗男・衆院外務委員長の証言をもとに「沖縄県知事選に官房機密費から3億円を投入したことがある」と放送したが、当時官房長官だった野中広務氏には「証言内容について取材していなかった」という。野中氏から事実誤認と指摘されたことを受け、この日の番組内で「野中氏は沖縄県知事選挙に官房機密費を支出したことはないと話しています」と伝えた。
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