駐車場に車を停めて登山に出掛けた1泊2日の間に、助手席のドアの鍵穴を壊され現金700円を奪われた。これだけなら笑い話で済むのだけれど、鍵穴とドアの板金修理にかかった費用が55,000円! なんだかとても腹が立つのである。 筆者が被害に気づいたのは、車に戻って3時間以上もたってから。何となく虫の知らせがあって鍵穴を見てみたのだが、ふだん、助手席の鍵穴を眺めることなんてない。もしかしたら、何日間も気づかなかったかも……敵ながら、いいところに目をつけたものである。 今回の登山、仲間と車3台で出掛けたのだが、1台だけが被害に遭わなかった。そして、その車の助手席には鍵穴がなかったのである。最近の車は、防犯のため助手席のドアに鍵穴を付けなくなっているのでは? ということで、自動車メーカーに聞いてみることにした。 「ご指摘のとおり、助手席のドアの鍵穴は減少しています。ワイヤレスドアロック、集中ドアロック
