前原誠司国土交通相は15日の記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席の会見が特例的に実現したことについて「元首相から話があったと聞いている」と指摘した上で、「元首相なので、自民党から要請が官邸に届いたのであって、われわれがルールを曲げたわけではないと聞いている」と述べた。 これに関連し、平野博文官房長官は記者会見で「コメントは差し控えたい」と語った。
天皇陛下は15日午前、皇居・宮殿「竹の間」で、来日中の中国の習近平国家副主席と会見された。陛下が中国の政府要人と会うのは、2008年5月に国賓として来日した胡錦濤主席以来。会見は午前11時から約25分間行われた。 宮内庁によると、会見で天皇陛下は「今回の訪日によって両国間の理解と友好関係が一層増進されることを希望しています。胡錦濤主席はお元気でしょうか」と述べた。習副主席は「元気です。現在ちょうど中央アジアを訪問しているところです」と答えた。 中国で大きな被害を出した四川大地震について、陛下が「大変だったと思います」と述べ、その後の状況を尋ねたのに対し、習副主席は「復興は順調に進んでいます。日本の政府と人々の支援に感謝します」と話したという。 習副主席は予定より10分ほど早く、午前10時35分ごろ宮殿に到着。玄関では肥塚隆式部副長と笑顔で握手し宮殿に入った。 国家元首の場合は陛下が
総務副大臣が首相批判=天皇特例会見「やめた方がいい」 2009年12月13日 時事ドットコム 13日のサンデープロジェクトにて 鳩山由紀夫首相が中国の習近平国家副主席と天皇陛下の会見を特例的に実現するよう指示した問題について、13日のテレビ朝日の番組で、与野党から批判の声が相次いだ。 渡辺周総務副大臣(民主)は「天皇陛下の政治利用と思われるようなことを要請したのは誠に遺憾だ」と指摘。「やめていいなら、今からでもやめた方がいい」と、会見中止も検討すべきだとの考えを示した。副大臣が首相を批判するのは異例。 社民党の阿部知子政審会長は「(会見は)特例でも認めてはいけない」と強調。国民新党の亀井亜紀子幹事長代理も「象徴天皇制は国の基本で、きちんと(しなければならない)」と語った。 一方、自民党の町村信孝元官房長官は、首相の指示の背景に小沢一郎幹事長の働き掛けがあったとの見方に触れて「これでは小沢内
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