パラ吉 日本の大都市で救急隊の救急救命士をしています。 ーすべては救命のためにー 救命士たちが、そんな当たり前をいつもできますように… 救急救命士の現実-パラメディック119- 救急車の適正利用について Chain of Survival 救命の連鎖という意味です。 救急車の中ではいったいどんなことが起こっているのか?救急車が今もこの時、どのように利用されているのか?果たしてそれは正しい使い方なのか?救急車の利用状況は年々増え続けています。 救急車の利用状況 例として政令都市の救急車の利用状況を見てみます。東京消防庁の1年間の救急出動件数は約80万件、東京の人口が約1400万人ですから、一年間に17人に一人が救急車を利用している計算になります。(参考:東京消防庁)同じように見ていくと、大阪市ではなんと市民15人に一人が(参考:大阪市消防局)、横浜市では18人に一人が(横浜市消防局)、他にも
