世界各地で武力行使や人権侵害が後を絶たず「国際法違反」という言葉が連日のように飛び交っています。戦後80年の節目を迎える今、国際法に問い直される意義を考えます。

【ニューデリー栗田慎一】パキスタン軍がアフガニスタン国境付近で続けているイスラム武装勢力掃討作戦について、同軍が武力による掃討から「対話による解決」に方針転換を図っていることがわかった。これを受けてパキスタン国会も22日、対テロ戦の見直しを政府に求める決議を全会一致で採択。アフガンでもカルザイ政権が武装勢力タリバンとの和解を模索するなかで、パキスタンが対話路線にかじを切れば、米国がこの地域で進める対テロ戦戦略は大きな転換を迫られることになる。 関係者によると今月8日、掃討作戦を指揮する軍のパシャ中将が議会上下院に対し、極秘裏に国境地域の軍事情勢説明を開始。「武力だけでは永久に勝てない」として、武装組織との対話による政治的解決が必要との結論を伝えた。 中将は、軍が武装勢力を封じ込めることができない理由について、地元住民が武装組織を支援しているためと指摘。3カ月前からの掃討作戦で300万人
2008年1月5日、パキスタンのラワルピンディ(Rawalpindi)でベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相暗殺現場の現場検証をする英ロンドン警視庁の刑事。(c)AFP/Christophe ARCHAMBAULT 【1月6日 AFP】パキスタンのペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領は5日、米テレビ局CBSの取材に対し、ベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相を暗殺し、その支持者多数を殺傷したテロ攻撃を招いたのはブット元首相自身であり、政府には責任が無いとの見方を示した。 ムシャラフ大統領は同局のテレビ番組「60 Minutes」のインタビューの中で、「(ブット元首相は)自動車から外に身を乗り出し立っていた。責めを受けるべきなのは元首相であり、ほかのだれでもない。事件の責任を負うのは元首相自身」だと述べた。 パキスタン人民党(Pak
Pakistani troops taking up positions this month at a vantage point over the Swat Valley, where militants have fought the army.Credit...Mohammad Iqbal/Associated Press ISLAMABAD, Pakistan � After the United States has spent more than $5 billion in a largely failed effort to bolster the Pakistani military effort against Al Qaeda and the Taliban, some American officials now acknowledge that there wer
2007年11月4日、パキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)の最高裁近くで塹壕(ざんごう)やバリケードを築く民兵たち。(c)AFP/Aamir QURESHI 【11月4日 AFP】非常事態が3日に宣言されたパキスタンでは、首都イスラマバード(Islamabad)で、国や州の主要施設への接近を阻止するためのバリケードや有刺鉄線が、警察によって設置されている。 議会、大統領府、最高裁へ通じる主要道路は封鎖され、付近には警察や民兵が配備された。 ペルペズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領が3日遅く、非常事態宣言を発令、憲法の効力を停止し、イフティカル・ムハンマド・チョードリー(Iftikhar Muhammad Chaudhry)最高裁長官を解任した後、警備の強化が命じられた。 イスラマバードの国営ラジオ・テレビ局、一流ホテルのほか、判事官舎付近にも検問
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