2月8日、日本銀行がXBRL(企業財務情報のXML標準規格)によるデータ収受の本番システムでの稼動を開始しました。 日本銀行のプレスリリース(2006年2月8日) いまのところ、昨日のプレスリリースをカバーしている媒体は無いようですが、これはXML的な視点だけではなく、社会における企業財務情報サプライチェーンの構築という点でも歴史を刻むニュースです。まあ、日銀担当の記者は金融専門の方が多く、情報システムのことにはあまり興味がないのかもしれませんが(笑)。このシステムは、2003年から3期にわたって各金融機関との間で実証実験が続けられてきたもので、公的機関としては東京証券取引所、国税局につづいての本番稼動となります。なお、システムの内容や、日銀がXBRLを導入する理由については、以下のファイルに詳しく記載されています。 日本銀行におけるXBRLへの取り組みについて (PDF) 今回、対象とな
