第6回Twitterタイムラインで見るWicketのオブジェクト指向プログラミング(後編) 矢野勉(やのつとむ) 2009-12-11

第6回Twitterタイムラインで見るWicketのオブジェクト指向プログラミング(後編) 矢野勉(やのつとむ) 2009-12-11
Java仕事で各種フレームワークを比較検討したので、比較用に作った参考資料を公開します。ちなみに現在私は、ドワンゴさんの社内システム開発をお手伝いしてまして、その一環で調べたものです。会社資料じゃなく、私の資料ということでブログで公開してよい、むしろしとけ、とのことなので公開しときます。 今回の案件向けにアプリケーションを画面層コンテナ層データアクセス層に分けて、それぞれフレームワークを選ぶのが目的です。コンテナ層はDIコンテナのうちいずれか、データアクセス層はO/Rマッパーを選ぶことになります。 太枠の範囲が選定対象です。よく本に出てくる杓子定規な階層図とは変えてあります。 次のものを比較検討しました。画面層SAStrutsApache Wicket(ほかにもTeedaとかClick Frameworkとかももともとは候補にあったが、調査が追いつかないので二つに絞った)コンテナSeasa
はじめにこのプロジェクトは,WicketとSeasar2を組み合わせてアプリケーションを構築するために便利な機能を提供します。 Wicket Seasar Interation(S2Wicket)を利用することで,Wicketで扱われるWebPageクラスや各種コンポーネント クラスのオブジェクトに対して,Seasar2管理下にあるコンポーネントオブジェクトを簡単にインジェクションすることができます。例えばフィールドに,@SeasarComponentアノテーションを書くだけでいいのです。さらに,フィールドフィルタを使用すれば, @SeasarComponentアノテーションを書かずとも,規約に従ってインジェクションが行われるようになります。特別な設定ファイルなどは必要ありません。自分でDIコンテナからルックアップする必要もありません。 S2Wicketを使うことで,インジェクション対象と
Wicketは,POHPソリューションの代表として今後広く普及するであろうフレームワークである。そして,WicketでDIコンテナの恩恵を受けるために,Spring Frameworkとの統合を行う拡張ライブラリ(wicket-spring)も提供されている。 最近,僕の回りではSpring Frameworkよりも,Seasar2をDIコンテナとして採用する事例がとても多い。さらに,以下のようなエントリを見つけてしまった。 「 Webアプリ作成前に考えたこと」 - めそらぼ - mesolabs.com プレゼン層でJSFに決まっていれば、EJB 3.0かSeasar 2.4の一騎打ちだったのですが、WicketになったのでWicketとの親和性を考えてSpring 2.0に決めました。 選択肢が狭いということは,とても悲しいことだ。オープンソースプロダクトの利点は,数多いソフトウェアを
Javaウェブフレームワーク「Wicket」の使い方 RSS Readerを作る その1 矢野 勉 目次 目次 気持ちのいいウェブプログラミング Wicketの使いどころ Wicketの考え方 まずはダウンロード インストール おなじみの設定 - Javaサーブレットとしての設定 Wicketアプリケーションの作成 Pageクラスの作成 Wicketのモデルとモデルオブジェクト モデルへの値のセットと検証 フォーム全体の検証 メッセージを変える フォーム毎にメッセージファイルを持つ まとめ 次回は... ご意見などは... 気持ちのいいウェブプログラミング このページでは、ウェブ・アプリケーション・フレームワークWicketの使い方について紹介します。Wicketの特徴は「HTMLとJavaだけですべてが完了する」ということでしょう。 Strut
Java, Wicket Wicketの紹介ページのタイトルを書く時、最初は「Java軽量フレームワーク『Wicket』の使い方」としようと思ってました。いろんなところで「Lightweight framework」と呼ばれていたから。でも実際に書いてみたらどうもしっくりこない。軽量....? なんか違う....。なのでお茶を濁して「Javaウェブフレームワーク」としたんですよ。 道具が手に合うようなしっくりさを持ったフレームワークなのに、「軽量」というとなんか違うという感覚が自分でもよく分からなかった。でも最近オライリーのOn JavaにてWicketのレビューが出てたのを読んで、やっぱりそうか、と思いました。 Wicket - (another) Java Web Framework: My First Impressions レビュー自体は比較的長めです。でも結構的を射たレビューです
WicketはPOHPのソリューションとして非常に素晴らしいが,やはりUIに対するライブラリであり,ビジネスロジックに関してはDIコンテナを採用してAOPなどの恩恵を受けることが今日の開発スタイルにマッチすると考えられる。 Wicketでは,DIコンテナであるSpringFrameworkと連携するための2つの方法を提供している。 ApplicationオブジェクトにDIコンテナ管理下のオブジェクトをセッターインジェクションして,各WebPageオブジェクトからgetして利用する。 各WebPageオブジェクトにDIコンテナ管理下のオブジェクトをフィールドインジェクションして利用する。 1つ目の方法は,ApplicationクラスにDIコンテナ管理下のオブジェクトへの参照が集中してしまうため,一般的なDIの利用手法とは違った感じになる。使いたいときにそこ(=インスタンスフィールド)にある,
WebアプリケーションフレームワークWicketが正式リリースされたのは2005年の6月。まもなく1年を迎ようとしている。Wicketは、Webアプリケーションの開発を容易にするため、それまでのフレームワークとは一風変わったアプローチを取っていることで注目された。Wicketの現在の最新版はバージョン1.1.1であり、6月には様々な改良が加えられたWicket 1.2がリリースされる予定になっている。本稿では、そのWicketを使用して簡単なWebアプリケーションを作成する方法を紹介する。 Webアプリケーションフレームワーク いわゆるWebブラウザから操作するWebアプリケーションを開発する場合、いちからすべて作成するということはまずない。まず基本となるWebアプリケーションを決め、実現したい機能から必要になるライブラリをそろえ、それらを組み合わせてシステムの開発をおこなう。 Javaを
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