主としてアフリカを対象として民俗学的調査を行い、数多くの著作を著している。文化人類学の普及にも努め、クロード・レヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』の翻訳でも知られる。 語りや音楽などによる非文字コミュニケーションの研究において「口頭伝承論」の領域を切り開き[3][8]、ヨーロッパ、西アフリカ、日本の3つの文化を比較考量する「文化の三角測量」を提唱した[8]。 単著 『マグレブ紀行』(中公新書, 1971年、復刊 1999年) 『曠野から―アフリカで考える』(筑摩書房, 1973年) 中公文庫, 1976年/法蔵館文庫, 2025年5月。解説:柴田翔・四方田犬彦 『無文字社会の歴史―西アフリカ・モシ族の事例を中心に』(岩波書店, 1976年) 改訂再刊:岩波同時代ライブラリー, 1990年、岩波現代文庫, 2001年 『サバンナの博物誌』(新潮社〈新潮選書〉, 1979年/ちくま文庫, 199
