
「We will provide PaaS Platform(我々がPaaS基盤を提供する)」。米VMwareの本社会議室で、チーフ・パフォーマンス・アーキテクトとしてソフトウエア開発を統括するリチャード・マクドゥーガル氏が記者に向かってこう語った時、日経コンピュータ2010年7月7日号に掲載するクラウド特集のテーマは決まった。クラウドの主戦場がPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)に移ったことを確信したからだ。 ご存じの通りVMwareは、仮想マシンソフトの最大手だ。インターネット経由で利用できる仮想マシン貸しサービスのことを、IaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)と呼ぶことも増えた。そのVMwareが、IaaSではなくPaaSに注力する姿勢を明確に打ち出したのだ。 マクドゥーガル氏は「仮想マシンにOSやミドルウエア、アプリケーションをインストールして、それを『仮
Microsoftのソフトウェア開発者向けカンファレンス「Professional Developers Conference(PDC)2008」が終わり、さらにその翌週のハードウェア開発者向け会議「WinHEC 2008」も終了したことで、Windows 7の概要が明らかになった。 近く現状、我々に配布されているビルドをNetbookで動かしてみるといったこともしようと考えているが、実際に2年ぶりのPDCに足を運んでみて一番強く感じたのは、Windows 7に関連することではなかった。一番Microsoftの凄味を感じたのは、PC Watchではビュー数の少なかったWindows Azureの方である。 Microsoftを嫌う開発者や競合にとってはあまり認めたくないことかもしれないが、Microsoftが進めるビジネス基盤の力強さがAzureにはある。それはおそらく、将来的にPCのエン
クラウド・コンピューティングを巡る米ITベンダーの“空中戦”が、いま抜群に面白い。特に、マイクロソフトのクラウドOS「Windows Azure」なるものは、つくづく良く出来た仕掛けだと感心した。良く出来たというのは、マーケティング上でという意味。視界不良の雲の中に誘いたいグーグルやアマゾン・ドット・コムと、視界良好の青空にしたいマイクロソフトの虚々実々の駆け引きが見えてくる。えっ、何のことか分からないって。 マイクロソフトがWindows Azureを発表した10月27日、彼らの技術カンファレンス「PDC」の初日だ。それでもう、PDCはクラウド・コンピューティング一色に染まるお祭り騒ぎとなったようだ。そのあたりの話は、既にIT系メディアでさんざん紹介されているので、あえて論評しない。私が面白いと思ったことだけ書くと、マイクロソフトはクラウド・コンピューティングを極めて分かりやすいものにし
2005年にGoogle Map/Google Earthが公開されたとき,コンシューマ・ユーザーはその斬新なUI(ユーザー・インタフェース)に衝撃を受けた。Ajaxをはじめとするリッチ・クライアント技術を使ったWebサイトや企業情報システムが続々登場してきた。しかし,その裏でサーバーの方もすごいことになっていた。 検索やECサイトなどのサービスを提供するために,GoogleやAmazon,Microsoftでは,数十万台単位のサーバーを運用するデータセンターを作り上げていた(関連記事:「「ゲイツ後」の世界」)。各社はメモリーやプロセスの分散技術やシステムの管理技術を駆使して,けた違いの数のサーバーを運用している。そのインフラをサービスとして公開し,誰もが様々なアプリケーションやミドルウエアを載せられるようにした。これがクラウド・コンピューティングの実体である。 よく「鶏が先か卵が先か」と
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