ネットには、様々な方が、書評と言うか感想と言うか印象と言うか。とにかく読んだ本によって内心に生じた反応を書かれている。 その中には、本の内容を批判し、ついでに作者の執筆姿勢を批判し、「これはつまらない」「こんなくだらない話ではなくて、もっと心を揺さぶる素晴らしいものを書け」 などとおっしゃる方が結構多い。 さて、こう言った意見に対し、作家はどうすればいいのだろう?(w こういう意見をお書きになる方は、おそらく、買って読んだ本がつまらなかったことに悲憤慷慨し、正義の鉄槌を下すべく立ち上がった方々であり。おそらく、世の中の悪を見て見ぬふりの出来ぬ、正義の戦士だとおもわれる。 彼らの気持ちはよくわかるのである。私だって高いお金を出して買った第二次世界大戦の記録映像集の映像のほとんどが、ホームセンターなどで売られている廉価版のDVDのものと同じだったりすれば「高い金を取るんだからもっと面白い映