去年10月、きのこ生産大手「ホクト」の長野県上田市内の工場で起きた火事について、消防は、作業棟のなかで充電中だったリチウムイオン電池が爆発したことが原因の可能性が高いとする報告書をまとめました。 去年10月、上田市塩川にあるきのこ生産大手「ホクト」のブナシメジを生産する上田第一きのこセンターから火が出て、およそ43時間後に鎮火しましたが、作業棟が全焼しました。 けが人はいませんでした。 この火事について調べてきた上田地域広域連合消防本部は、作業棟の1階で充電していた電動ドライバー用の数センチ四方のリチウムイオン電池が膨張して爆発したことが原因となった可能性が高いとする報告書をまとめ、21日、会社に説明しました。 リチウムイオン電池が膨張した理由は特定されていませんが、出火当時、工場内には人がいなかったということで、会社は今後、人がいない時間帯に充電をしないようにする方針です。 会社によりま
