米マイクロソフトが先日発表した大規模な人員削減では、製品開発を担うソフトウエアエンジニアが主な削減対象となった。ソフトウエア開発者も解雇リスクにさらされる人工知能(AI)時代の現実が浮き彫りとなった。 ブルームバーグが確認した米ワシントン州の文書によると、今回、削減対象とされた州内の従業員約2000人のうちソフトウエアエンジニアリング職が40%余りと、職種別で最多となった。同州にはマイクロソフトの本社がある。 マイクロソフトは13日、全社で約6000人の削減を行うと発表した。同社や競合他社はAI関連の投資を急速に拡大する一方で、コストを精査し予算の再配分を進めている。マイクロソフトの経営幹部はデータセンター建設への巨額投資を踏まえ、支出抑制に取り組む姿勢を示してきた。 関連記事:マイクロソフト、全従業員の6000人を削減-管理職層を簡素化 (1) 現在、AIによってプログラムのソースコード
