Windowsプログラム(C/C++)の厄介な問題のひとつに、アプリケーションエラーがあります。 最近では.NET Framework上で動作するマネージドプログラム(※1)のプログラムが増えてきているため、アプリケーションエラーが発生する可能性は低いと思いますが、まだまだ現役のネイティブプログラム(※2)は多いため、避けては通れない問題です。 そんな中、先日、私にアプリケーションエラーの調査依頼があり、担当することになりました。しかし、数年振りにアプリケーションエラーの解析をしてみると忘れていることばかりで、いろいろ思い出しながらの作業でした。今回はその時にどのような手順で進めていったかをまとめてみたいと思います。 解析には、いろいろな前準備も必要ですので、以下の順で説明したいと思います。

