元タレントの中居正広氏の代理人弁護士が30日、フジテレビなどが設置した第三者委員会の委員長らに対して、調査手法などについて釈明を求める追加の文書を公表した。これを受け、被害を訴える女性の代理人弁護士…
元大阪地検検事正が元部下に対する準強制性交罪に問われている事件で、被害を訴えている女性検事が21日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見を行った。性犯罪などの被害者支援の強化を訴え、「被害者の権利を守る被害者庁の創設が必要だと思います」と提言した。 元大阪地検検事正が元部下に対する準強制性交罪に問われている事件で、被害を訴えている女性検事が21日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見を行った。性犯罪などの被害者支援の強化を訴え、「被害者の権利を守る被害者庁の創設が必要だと思います」と提言した。 2時間超にわたった会見。女性検事は涙で声を詰まらせながらも、被害者が受ける深刻なダメージの実態や検察改革を強く訴えた。 「性暴力は相手の意思決定をないがしろにし、相手の同意なく境界線を侵害します。人は意思や感情を持っており、自分に関することを自分で決める権利を持っています。しかし、性暴力
フジテレビ問題に関する第三者委員会(以下、第三者委)の調査報告書をめぐって「場外乱闘」が止まらない。性暴力を認定された元タレント・中居正広氏が今月12日、代理人弁護士を通じて第三者委を批判し証拠開示などを求める文書を送ると、第三者委は22日、「事実認定は適切だった」として要求を全面拒否。これに対し、中居氏側は翌23日、「到底承服できない」という再反論の文書を出した。この展開に元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士は、「議論が『迷走』を始めているのではないか」と指摘した。 フジテレビ問題に関する第三者委員会(以下、第三者委)の調査報告書をめぐって「場外乱闘」が止まらない。性暴力を認定された元タレント・中居正広氏が今月12日、代理人弁護士を通じて第三者委を批判し証拠開示などを求める文書を送ると、第三者委は22日、「事実認定は適切だった」として要求を全面拒否。これに対し、中居氏側は翌23日、「到底
女優東ちづる(64)が15日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「性暴力」の定義について、私見をつづった。 「性暴力」をめぐっては、元タレントの中居正広氏(52)が、フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビが設置した第三者委員会による調査報告書で用いられた言葉の定義について、代理人弁護士を通じて反論し話題となっている。 東はその直後のタイミングの投稿で、中居氏やフジテレビの名前には触れなかったが、言葉の定義について言及。「現在の性暴力とは、強制力を用いた性的な行為、性的な行為を求める試み、望まない性的な発言や誘い、売春、その他個人の性に向けられた行為のこと。被害者との関係性を問わず、家庭や職場を含むあらゆる環境で起こり得る」と説明し「この定義は時代と共に変わっているので、個人の見解も変わらなけばならない」(いずれも原文まま)と持論を展開した。 中居氏側は、フジの第三者委報告の中で認定
元タレントの中居正広氏のフジテレビ社員に対する「性暴力」を認定し、フジの対応や企業体質などの問題を指摘した第三者委員会の調査報告書が公表されてから1カ月半が過ぎた。フジは再発防止策を総務省に提出したが、一連の問題から社会は何を学ぶべきなのか。性暴力問題に長年取り組んできた角田由紀子弁護士に見解を聞いた。(聞き手 飯塚友子) フジテレビ第三者委報告書要旨 第三者委は、短期間でいい仕事をした。社員約1200人からの聞き取りのほか、フジ役職員のスマートフォンのやり取りを復元するなど、捜査機関ではない限界もあるが、最新技術を駆使し説得力がある。 今回の被害を「『業務の延長線上』における性暴力」と認めたのは、私からすると当たり前だが、社会がこの調査結果を承認するところまで成熟したことが大きい。 この報告書を、同じ(性暴力の)問題を抱える人は皆読んだと思う。「私も同じだった」と思い当たる人が多くいたは
【4月26日 AFP】性的虐待で故ジェフリー・エプスタイン元被告と英国のアンドルー王子を告発したバージニア・ジュフリーさん(41)が、オーストラリアの自宅で自死した。家族が26日、公表した。 米国とオーストラリアの国籍を持っていたジュフリーさんの家族は、代理人を通じたAFPへの声明で、「非常につらい知らせだが、バージニアは昨夜、西オーストラリア州の自宅の農場で亡くなった」「彼女は終生、性的虐待と性的人身売買の被害に苦しみ、自ら命を絶った」と発表。 3人の子どもを持ったジュフリーさんについて、「驚くほどの勇気と愛情深い精神」の持ち主だったとし、「虐待で受けた傷は非常に重く、バージニアはついに、その重さに耐えられなくなった」としている。 ジュフリーさんは、故エプスタイン元被告に性奴隷として扱われたと告発。 アンドルー王子についても、自身が17歳の時に性的暴行を受けたとして民事訴訟を起こした。ア
なぜ英BBCが日本のスクープを連発するのか内田 日本の大手メディアが自力で報道の自由を回復することも、批評性を回復することももうないと思います。今後、僕たちがニュースを得るのは「赤旗」や「週刊文春」のような週刊誌や、あとはイギリスのBBCのような海外メディアだということになるでしょう。 こういう媒体なら、システム内部の「内部告発者」からのリークをきちんと受け止めて、裏付け調査をして、報道してくれる可能性が高いからです。 でも、大手の新聞やテレビが相手だと、政権内部や警察や自衛隊や大手企業の不祥事の内部告発を送っても、たぶんもみ潰される。大手メディアに通報しても、内部告発の内容がシリアスなものであればあるほどもみ潰されるだろうと、ほとんどの国民が思っている。 内部告発というのはシステムの健全を保つために必須のものですけれど、日本の大手メディアはシステムを健全なものにすることにはもう関心がない
2015年に起こった性加害事件から10年。2017年5月に伊藤詩織さん自ら顔を出して記者会見に臨み告発したことで、日本の「#MeToo」の象徴として多くの共感を集めた。一方で、多くの誹謗中傷にも晒され、一時は日本にいられないほど心身ともに追い詰められた。事件自体は刑事事件としては立件されなかったが、民事裁判では伊藤さん側の勝訴で終わっている。 2020年12月18日、東京地裁前で勝訴を報告する伊藤詩織さんPhoto by Getty Images性暴力被害者が事件後にどのような社会を歩むことになるのか。伊藤さんはその問題を自らが監督したドキュメンタリー映画「Black Box Diaries(以下、BBD)」で明らかにしようとした。自らの内面と向き合い、性暴力をめぐる社会のあり方を問い直す映画だ。だが今、映画の内容を巡り、評価が二分している。これまで伊藤さんを支援してきた人たちの間からも映
ジャニー喜多川氏から性被害 申告の3人 「SMILE-UP.」を提訴 2025年3月6日 21時00分 ジャニー喜多川氏 性加害問題 ジャニー喜多川氏の性加害問題で補償を行っている「SMILE-UP.」に対し、被害を申告した男性3人が、補償を受けられる立場にあることの確認などを求めて裁判を起こしました。 6日、東京地方裁判所に訴えを起こしたのは、40代から60代の男性3人です。 3人は、旧ジャニーズ事務所から社名を変えて補償を行っている「SMILE-UP.」の被害者救済委員会の窓口にジャニー喜多川氏から性被害を受けたと申告したものの、明確な理由の説明がないまま補償の対象外と連絡を受けたと主張していて、補償を受けられる立場にあることの確認などを求めています。 3人は都内で会見し、このうち40代の男性は、事務所に所属していた高校生の時にテレビ局の関連施設内で被害に遭ったと話し、「提訴は真摯(し
結局受賞は逃したものの、伊藤詩織さんの映画『Black Box Diaries』は、米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に日本人の監督作品として初めてノミネートされたという世界的評価を得た作品だ。しかも、海外では数々の賞を受賞し、上映や配信もなされているにもかかわらず、日本では公開の目途も立っていないという、極めて異例の現実に直面している。 2024年10月に続いて、先日2月20日にも外国特派員協会で、伊藤さんと一緒に裁判を闘ってきた旧弁護団がこのままでの映画公開は人権侵害にあたるという、これまた異例の記者会見を行い、それ以降、ネットを中心に、激しい議論が交わされている。 この一連の経緯や、問題とされている事柄は、ドキュメンタリー映画の本質に関わる、とても深刻で重要な意味を持っている。 2月20日には、午前中に旧弁護団が会見を行った後、午後に予定されていた伊藤詩織さんの会見は、体調不良で急
カッターナイフで脅すなどして、計10人の小学生女児に性的暴行を加えた男(28)。先月、大阪地裁で無期懲役を言い渡されましたが、判決を不服として控訴しました。 尾行や見張りで被害女児らの行動パターンを把握 カッターナイフで脅すなどして性的暴行「言うこと聞いてくれたらお金あげる。500円でいい?」判決によりますと元病院職員の柳本智也被告(28)は2016年~2022年、計10人の小学生女児(当時8~12)に対し性的暴行を加え、一部の女児にはケガをさせました。 柳本被告は事前に尾行や見張りを行い、被害女児らの行動パターンや家族の不在時間などを調べてスマートフォンに記録。検察の論告によれば、長いケースで犯行の約11か月前から尾行や見張りを行っていたといいます。 そして、被害女児らが帰宅し、自宅玄関ドアの鍵を開けて入る際に一緒に押し入ったり、集合住宅の共用部分に侵入して犯行に及びました。 各犯行時に
会見で伊藤詩織氏に聞きたかったこと本作品に関する懸念事項は、2024年10月に伊藤詩織氏の民事訴訟の元代理人である西廣陽子氏らによる記者会見によって提起された。 西廣氏らは公に呼びかけることで伊藤氏に必要なアクションを取ってもらいたいと話したが、再編集がなされぬまま世界中での上映が続いている事態と、前回記者会見から西廣氏らのもとに寄せられた無断使用に関する複数の連絡(匿名を希望)を踏まえ、西廣氏らは今年2月に再度記者会見を行ない、追加論点を明らかにした。 なお、当初は2月12日を予定していたが、伊藤氏側からも説明の機会が同日に欲しいとの申し入れにより、会見は2月20日へと再調整。 変更前作品(海外上映中の作品)の上映会・西廣氏らの会見・修正後の作品の上映・伊藤氏ら(伊藤詩織監督、エリックニアリプロデューサー、弁護士2名)による会見と一日がかりのスケジュールが組まれていたが、伊藤氏にドクター
アカデミー賞授賞式に出席する映像ジャーナリストの伊藤詩織さん=2日、米ロサンゼルスのハリウッド(ロイター) 性暴力被害者の裁判支援を手掛ける「性暴力被害者の会」代表でジャーナリストの郡司真子氏は3日、アカデミー賞受賞を逃した伊藤詩織監督のドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」について「性被害サバイバーが女性蔑視にあらがい日本の刑法の課題を問うた作品だ。ノミネートされただけでも価値がある」と語った。他方、一部場面が使用許諾を得ていない問題に関しては「性被害者のための証言や証拠が減ってしまいかねない」と危惧し、「弱い立場の性被害者に対する視点が足りないのではないか」と批判した。 ジャーナリストで性暴力被害者の会代表の郡司真子氏(本人提供)性暴力被害の証拠の扱いには細心の注意が必要産経新聞の取材に語った。 伊藤監督は平成27年に元TBS記者にホテルで性暴力を受けたとして法廷で争
「なぜ、あんな大嘘をつけるのでしょうか……。彼の人間性を心底疑います。真実を伝えるため、取材を受けることにしました」 小誌電子版(12月3日配信)が報じた立憲民主党の重徳和彦衆院議員(52)による強制わいせつ疑惑。警察の捜査を理由に取材に応じていなかった被害女性のA子さんが、初めて胸の裡(うち)を明かした。
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