竹田恒泰氏の新しい仮想通貨明治天皇の玄孫で保守派の論客として知られる政治評論家・竹田恒泰氏(49歳)が、新たな仮想通貨を作ったとうたい多額の出資金を集め、トラブルになっていることが筆者の取材で明らかになった。 投資を募る際に使われた資料 出資者のひとりが、その内情を証言する。 「竹田氏に出資するきっかけとなったのは、'18年7月に大阪のホテルで開かれた説明会です。およそ30人の参加者の前で、仮想通貨ビジネスに関する説明をしていました。 『Xコイン』という新しい仮想通貨を作る予定で、これは世界156種類の通貨に交換可能な上に、銀行よりも安い手数料で世界中に送金が可能。 すでに竹田さんは、東京五輪に来るVIPと話をしていて、五輪をきっかけに『Xコイン』を広めると言っていました。これが普及すれば銀行に代わる新しい金融システムになるというのです」 そして、「トラブル」の元となる話を始めたという。