ワシントン(CNN) リビア東部ベンガジで米領事館が武装グループに襲撃され、スティーブンス米大使と3人が殺害された事件で、米国家情報長官室は28日、事件の当初の評価を修正し、襲撃は意図的なテロ攻撃であるとの見解を示した。 国家情報長官室は当初、襲撃は反イスラム映画をめぐる抗議活動に続いて自然発生的に起きたとの見方を示していたが、国際テロ組織アルカイダと連携あるいは同組織に共感している「過激派による意図的かつ組織的なテロ攻撃」との認識に改めた。 先週、国家テロ対策センター(NCTC)のオルセン所長も襲撃事件をテロ攻撃と表現したが、「綿密に計画された」ものではないと指摘していた。 またパネッタ米国防長官も27日、襲撃は「明らかに」それを計画したテロリストらによる犯行と考えているとし、その結論を導くのに必要な情報収集に「時間がかかった」と述べた。 しかし、同日、ある政府高官はCNNのインタビュー
ベンガジ(CNN) 11日に米領事館が武装集団に襲われ、クリストファー・スティーブンス駐リビア米大使ら4人が殺害されたリビア東部ベンガジで21日、数百人の市民がデモ行進を行い、領事館襲撃に関与したイスラム教過激派組織の本部を占拠した。 ベンガジでは21日朝、数千人が街頭でデモ行進を行い、襲撃に関与した組織ではなく、自分たちこそが、リビア国民の真の感情の代弁者だと声高に訴えた。デモに参加したある男性は「米国民に申し訳ない、これが本当のリビアだ」と語った。 また夕方には、デモ隊から分かれた数百人が、イスラム武装組織アンサル・アル・シャリアの本部に向かった。武装組織のメンバーが逃走したため、デモ隊は車に火を付け、1発も銃弾を撃つことなく、組織の本部を占拠した。参加した一部の市民は、本部に拘束されていた少なくとも20人の人質を解放し、さらに同組織の他の建物も占拠する意向を表明したという。その後、デ
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