3Dプリントがホビイストの間に普及してから数年になるが、いまだにおもちゃでしかないという評価に甘んじている部分がある。ポップカルチャーのフィギュアやら、クリスマスの飾りやら、つまらない小物やらなにやら、そんなものばかりプリントしてるように見られているが、3Dプリンターにはもっと大きな力がある。単純なものなら、パーツやツールや治具などを簡単に試作できる。自分でデザインもできるし、インターネットに蓄積されたデザインを使うこともできるのだ。 ThingiverseやRedditの中の/r/functionalprintは、3Dプリンター活用のための絶好の入口だ。ちょっと探せば、困っている問題をすでに解決した人の答えや、解決した方法などを知ることができる。それともなければ、家の周りで何かが壊れるのを待つことだ。オーブンのドアの取っ手やリモコンの電池の蓋などは、よく壊れる。そのときこそ3Dプリンター
