SAPは米国時間5月15日、Siebel Systemsのアプリケーションを利用するOracleユーザーを対象とした第三者保守サポートサービスの提供を発表する予定だ。 同サービスを提供するのはSAPの完全子会社であるTomorrowNowで、SAPは、Oracleの保守サポートサービスの半分の価格でサービスを提供することで、Siebelユーザーを獲得しようと考えている。 今回の動きは、エンタプライズアプリケーション市場でOracleに対抗しているSAPやTomorrowNowにとって特に珍しい動きではない。TomorrowNowは、PeopleSoft、J.D. Edwardsなど、Oracleが買収したほかの企業製品向けに第三者保守サポートサービスも提供している。 SAPは、来週のユーザーカンファレンス「Sapphire」までにいくつかの発表を行う予定で、その一貫として、Tomorrow

