2025年4月16日(現地時間)、「Erlang/OTP SSH」サーバに重大な脆弱(ぜいじゃく)性が存在することが分かった。この脆弱性は認証されていないリモート攻撃者によるリモートコード実行(RCE)を可能にするものとされ、これを悪用することで影響を受けるシステムに対して任意のコードを実行される可能性がある。 CVSS10.0評価 Erlang/OTPのSSH脆弱性が企業を脅かす 修正対象の脆弱性は以下の通りだ。 CVE-2025-32433: リモートコード実行の脆弱性。Erlangプログラミング言語向けのライブラリー群「Erlang/OTP」において、SSHサーバの認証フェーズ中にSSHメッセージ処理が不適切な問題が存在する。悪意あるユーザーが細工したSSHメッセージを送信すると認証を経ずにリモートで任意のコードを実行され、システムの制御を奪取される可能性がある。この脆弱性により機密
