中国M5Stack Technologyの「M5Stack」といえば、中国Espressif Systemsのマイコン「ESP32」を採用したWi-Fi、Bluetooth内蔵のLCD付きマイコン開発キットというイメージを持つのではないだろうか。2024年4月にEspressif SystemsがM5Stack Technologyの株式の過半数を取得し、傘下に収めた。これにより両社の関係はより強固になったといえる。 M5Stack TechnologyはLinuxが動作するSBC(シングルボードコンピューター)も販売している。2023年には「Raspberry Pi CM4」を搭載した開発ボード「M5Stack CM4Stack」の販売を開始して話題となった。 そして2024年5月には「M5Stack CoreMP135」(以下、CoreMP135)というSBCを新たに発売した。筆者もC
Ubuntu Weekly Recipe 第814回1500円以下で買えるRaspberry Pi PicoサイズのRISC-VボードなMilk-V DuoでUbuntuを動かす Ubuntu 24.04 LTSではRISC-Vボードのひとつである「Milk-V Mars」をサポートしました。これは中国のRISC-V製品のベンダーであるMilk-Vが作っているRaspberry Piライクなシングルボードコンピューターです[1]。ただしこのMarsはなかなか入手できない状況が続いています。Milk-Vでは他にも64コア搭載されたPCライクなPioneer、10GbEのネットワークスイッチとして使えるVegaなどもリリースしています。今回はRaspberry Pi Picoサイズの小さなボードで、比較的安価で入手性が高いMilk-V Duoシリーズに、Ubuntuをインストールしてみましょう
Kapper@Linuxガジェヲタ&異世界小説家&生成AI&電子工作大好き @kapper1224 MicroSoftがPhi-2のライセンスをMIT-ライセンスに変更したとな。それはありがたい。 改造しまくれるし、ファインチューニングして配布も出来る。 MicroSoftからしたらとても小さな事だとは思うが、Linuxや*BSDの公式・非公式レポジトリに入れられる。小さい割に優秀だし。 reddit.com/r/LocalLLaMA/c… pic.twitter.com/GFxNBxjY2h 2024-01-06 19:00:32 Kapper@Linuxガジェヲタ&異世界小説家&生成AI&電子工作大好き @kapper1224 オープンソースのローカルLLM界隈がPhi-2ライセンスMIT変更で大騒ぎしていますな。 Phi-2改造版も密かにあちこちであります。 ちなみにGGUF版はこち
Ubuntu Weekly Topics 2021年11月12日号MultipassのApple M1 macへの対応、linux-iotカーネルフレーバー、OSS Gateオンボーディングの実施報告 MultipassのApple M1 macへの対応 Multipassがアップデートされ、M1(いわゆる「Apple Silicon」)搭載Macに対応するようになりました。Multipassは非常に簡単に仮想マシンを起動できるツールで、この更新により「M1 Mac上でUbuntu VMを簡単に起動できる」状態が実現されます(売り文句通りに動作するようであれば、「コマンドひとつで20秒でUbuntuが立ち上がる」)。リリースされたばかりのため、一部バグは残っているものの、実用上の致命的な問題はなさそうです[1]。 また、MultipassのAliases機能を使うと「ホスト側
どうも、まさとらん(@0310lan)です! 今回は、親指サイズの超小型ボディにLinuxを搭載し、さらにAI開発エディタやカメラなども詰め込んだ強力なカメラモジュールをご紹介します。 手持ちのパソコンにあるUSBに挿すだけですぐに起動し、専用の開発エディタを使ってAIカメラを試したりトレーニングをしたりなどが簡単にできるのが特徴です。 さらに顔認識、オブジェクト分類、トラッキング、カラー検出…など10種類以上の機能がすぐに利用できるうえ、Jupyter Notebookでモジュールを制御できるので便利です。 AIを活用したい人やIoT開発に興味がある人も含めて、ぜひ参考にしてみてください! ■「M5Stack UnitV2 AI カメラ」とは モニターやセンサー類などが全部入りの小型マイコンモジュール「M5Stack」シリーズで知られる中国のスタートアップ企業をご存知でしょうか。 同社が
Ubuntu 20.04が4/23にリリースされました。この20.04からは最初からRaspberry Pi用に対応していることで注目していました。LTSというのはロングタイムリリース版と言って、2025年4月までサポートされますので、安定して使えるというわけです。 使用感は特に不満ない 以前にもUbuntu19.10をMATEのデスクトップで試しましたが、あの時も軽くて安定した印象です。しかし、今回は更に安定性が増している印象です。インストール直後や事前のバグも、前回から解消されています。 実際にはCPUのスピードが足りないのですが、そこまで気になるレベルではありませんでした。 また、以前にあった不具合の一つであるUSBもそのまま使えます。音も出ます。 ただ、最初にデスクトップ環境にLubuntuを入れたところ、あまり快適とは言えませんでした。時々WindowSystemがブラックアウト
/usr/local # uname -a Linux k210 5.6.0-rc1-g9dbcd412b #16 SMP Sun Feb 16 01:45:41 CST 2020 riscv64 GNU/Linux /usr/local # cat main.c int _start() { for(int i = 0; i < 3; i++) { printf("%d hello\n", i); } return 0; } /usr/local # tcc -run -nostdlib main.c main.c:4: warning: implicit declaration of function 'printf' 0 hello 1 hello 2 hello /usr/local # /usr/local # tcc -v tcc version 0.9.27 ( Linux)
CX事業本部@大阪の岩田です。 Firecrackerのロードマップとして掲げられているARMサポートですが、現在Preview段階まで開発が進んでいます。また、1ヶ月前にリリースされたFirecracker v0.20.0でGICv2のサポートが追加されたことで、ラズパイ4上でFirecrackerを試すことが可能になりました。このブログではラズパイ4上でFirecrackerのMicroVMを起動させるまでの手順をご紹介します。 環境 今回利用した環境です Raspberry Pi 4 Model B Ubuntu Server 19.10.1 カーネル 5.3.0-1015-raspi2 Firecracker v0.20.0 やってみる ここからは実際に環境構築~MicroVM起動までの手順をご紹介します。 OSのインストール ラズパイのOSといえばRaspbian...なのですが
はじめに この記事は、Linux Advent Calendar 2019 - Qiitaの8日目です。 この記事では、今使っているLinux Kernelがどんなkernelなのか、どんな設定で動いているのかを確認する方法を紹介します。 Linux Kernelは様々な用途に使われています。 そのため、ひとくちにLinux Kernelと言っても、動作はシステムによって全然違います。 現状を把握する手段を知ることで、効率的にKernelのコードリーディングやより良い設定を探す一助になれば幸いです。 また、コメント大歓迎ですので、なんでもお気づきのことがありましたらぜひお気軽にお願いします。 この記事で書くこと Linux Kernelの素性を確認する方法 Linux Kernelの設定値を確認する方法 この記事で書かないこと 各プロセスや各ユーザなどに対する設定(ulimitやniceや
Ubuntu Weekly Topics 2019年11月8日号新Ubuntu Advantageクライアントの提供と個人用無償ESMと14.04 ESM用Livepatch・Raspberry Pi 4サポートのロードマップステートメント 新Ubuntu Advantageクライアントの提供と個人用無償ESMと14.04 ESM用Livepatch 14.04 LTSをまだ利用している[1]ユーザーにとって、とても嬉しいアナウンスがありました。 UbuntuのLTSリリースには、「ESM」(Extended Security Maintenance)と呼ばれる延長サポート期間(通常、サポート切れから+5年)が定義されています。ESMによる更新を受け取るには「Ubuntu Advantage」と呼ばれる有償サブスクリプションプログラムを購入する必要がありました。 今回のアナウンスは「コ
プロセッサー版のLinuxと呼ばれる「RISC-V」を活用する機運が、着実に高まってきている。 RISC-Vは、これまでのCPUコアの命令セット・アーキテクチャー(ISA)にはない数々の特徴がある。ライセンスフィーとロイヤルティーが無償で利用可能なオープンソースであること、特定用途に向けた専用プロセッサー・コアを開発しやすいことなどである。これらの特徴から、x86やArmといった業界標準のCPUコアに代わる選択肢として注目を集めている。 そして今、独自半導体チップの開発競争を繰り広げるスマートフォン・メーカーやAIチップ開発を推し進めるIT企業、さらには、米中経済戦争で中国企業が抱える継続的なプロセッサーの調達への不安という課題を解決するブレークスルーとして、RISC-Vの活用が急激に活発化しつつある。 米ウエスタンデジタル(Western Digital)は自社製HDDやSSDのコントロ
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