「ChatGPT」は、基本的にユーザーのどのような質問にも会話形式で答えられるとあって、今最もホットな話題の1つだ。それだけに、詐欺師が自分の利益のために悪用しようとするのは、時間の問題だった。すでにそうした事例が発生しているようだ。 The Hacker Newsによると、ChatGPTをかたる「Chrome」拡張機能が「Chromeウェブストア」に公開され、インストールしたユーザーが被害に遭ったという。 この拡張機能「Quick access to Chat GPT」は、名前のとおり、ChatGPTへの連携機能を提供するという触れ込みだ。ところがこれは、「Facebook」アカウントを乗っ取る機能も備えていた。 Facebook上で宣伝されていたこの拡張機能は、ユーザーがクリックしてインストールすると、クッキーやFacebookアカウントのデータを収集する。アカウントを乗っ取ると、この
