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Privacy Sandbox等のクッキーレスアドテックに関する前回の記事から1年が経とうとしています。1年間様々なベンダーから提案が公開され、議論も進化のペースが激しく、しばらくまとめを断念していました。今年に入ってからもGoogle (ChromeとAds)やAppleからクッキーレス、IDレスアドテックについて発表が相次ぎましたが、主要提案の開発とリリーススケジュールが明らかになり、発散から収束フェーズに入ったと思われるので、一度状況まとめておきます。 振り返り Privacy SandboxはGoogle Chromeの開発チームが提案する、3rd-party cookieとフィンガープリンティングの代替技術(サイトを跨いだ計測とターゲティング機能、アドフラウド防止機能)およびサイトを跨いだユーザ単位のトラッキング防止機能の総称です。3rd-party cookieの段階的な廃止自
Intro このエントリは、3rd Party Cookie Advent Calendar の最終日である。 3rd Party Cookie のカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita https://qiita.com/advent-calendar/2023/3rd-party-cookie ここまで、3rd Party Cookie との 30 年にわたる戦いと、ITP 以降それが Deprecation されるに至った流れ、そして Privacy Sandbox の API について解説してきた。 最終日は、ここまでを踏まえて、来年以降の Web がどうなっていくのかを考えていく。 「Web 史上最大の破壊的変更」の意味 筆者はこのアドベントカレンダーの最初に、これを「Web 史上最大の破壊的変更」と言って始めた。 Web で破壊的変更と言えば、
クッキーに代わる技術まとめシリーズ第1回「3rd-party cookieのない2年後のアドテックに向けた動きまとめ」からすでに3年経っていますが、3rd-party cookie廃止まではあと1年です。 廃止に向けてPrivacy Sandboxの名前で知られている代替技術は一般公開が進められています。Chromeを利用されている皆様はすでにユーザへの広告機能有効化の告知をご覧になり、「理解した」ボタンを押されたかと思いますが、ここで有効化したものを含めて、主要ブラウザの各種代替APIについて説明したいと思います。 Chromeのターゲティングや計測API有効化承諾画面ちなみにEUでは「理解した」と「設定」ではなく、「Turn it on」と「No Thanks」の選択になっています(しかもボタンの色が同じ)。 それでは2021年のシリーズ第2回の投稿から約2年ぶりとなる今回は、前回ご紹
Intro このエントリは、2023 年の 3rd Party Cookie Advent Calendar の 31 日目である。 3rd Party Cookie のカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita https://qiita.com/advent-calendar/2023/3rd-party-cookie このエントリもいよいよ終わりに近づいてきたようだ。 振り返り ここまでの Chrome の動きを振り返る。 2020/01: 3rd Party Cookie を 2022 年には廃止する計画を発表 https://blog.chromium.org/2020/01/building-more-private-web-path-towards.html 2021/06: 2023 年後半に延期 https://blog.google/pro
この記事はニーリーアドベントカレンダー2024の12日目の記事 その2です。 挨拶 こんにちは、Nealle QAチームの船木です。 この1年をかけて10kg近いダイエットに成功しました。 この調子でいけば数年後には浮力を得られそうです。成功のポイントはやっぱり歩きめです、ってね(ドッ 自己紹介 さて、私はこれまでのQA記事にもたまに登場していた「1人目QA」です。 1人目QAが登場した記事:https://note.nealle.com/n/nff280a692aae note.nealle.com 私は、QAエンジニアというキャリアを積んできたわけではなく、あくまで開発者でした。 Park Direct の QAとして何をしてきたかは前回以前の記事が詳しいかと思いますが、縁あってプロジェクトに参画することとなった後は、QAのようなSETのような開発者のような、3足のわらじを武器にする形
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは、プラットフォームエンジニアの中山です。 Web サイトにはしばしば 3rd-party JavaScript を導入することがあります。たとえば Web 解析ツール、いいねボタンのような SNS 連携機能、広告掲載や効果測定目的のコードスニペットなどは多くの Web サイトで導入されています。 その一方で 3rd-party JavaScript は Web サイトを閲覧するユーザーに対して悪影響を及ぼしかねないため、導入とあわせたリスク対策も必要となります。 そこで、今回は Content Security Policy(以降 CSP)を活用した 3rd-party JavaScript のリスク対策について、ヤフー
Intro このエントリは、3rd Party Cookie Advent Calendar の 1 日目である。 3rd Party Cookie のカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita https://qiita.com/advent-calendar/2023/3rd-party-cookie Agenda 2024 年は、いよいよ 3rd Party Cookie の Deprecation が本格的に開始される。 これは端的に言えば「Web の歴史上最大の破壊的変更」と思って差し支えない。 一方、そのインパクトに対してエコシステム側に万全の準備が整っているかというと、決してそうとは言えない。 そもそも事態を認識していない人もいれば、大した影響を想定していない人もいるだろう。 「3rd Party Cookie が使えないなら、代わりに何か別の方
Intro このエントリは、2023 年の 3rd Party Cookie Advent Calendar の 30 日目である。 3rd Party Cookie のカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita https://qiita.com/advent-calendar/2023/3rd-party-cookie このアドベントカレンダーを開始した 2023 年末の時点では、2024 年(つまり今年)の年始に Chrome による 1% Deprecate が始まり、2024 年をかけてその範囲を広げ、今頃は Post 3rd Party Cookie の世界が訪れている見通しだった。 しかし、その予定は大きく変更され、これからどうなるのかも不透明だ。 つまり、この話は 2025 年も継続することになってしまったため、2024 年の現状を一旦まとめて
3rd Party Cookie 廃止の方針変更など : Cybozu Frontend Weekly (2024-07-23号) こんにちは!サイボウズ株式会社 フロントエンドエキスパートチームの @mugi_uno です。 はじめに サイボウズ社内では毎週火曜日に Frontend Weekly と題し「一週間の間にあったフロントエンドニュースを共有する会」を開催しています。 今回は、2024 年 7 月 23 日 の Frontend Weekly で取り上げた記事や話題を紹介します。 取り上げた記事・話題 Temporal を取り巻く仕様を整理する ECMAScript Stage 3 の Temporal に関する発表資料です。仕様そのものの整理や、タイムゾーン・カレンダーのサポート、Intl との関係性について解説されています。 Fastly が開発者向けの無料プランを提供開始
Googleが、Google Chromeで「サードパーティークッキー(3rd Party Cookie)」のサポートを2022年までに段階的に廃止する予定であると発表した。Appleは、Safariで既にサードパーティークッキーを禁止(ブロック)している。他のWebブラウザもおおむねサードパーティークッキーを禁止する方向にあるようだ。そもそも、この「サードパーティークッキー」とは何なのか、何が問題なのかについて解説していこう。 そもそもサードパーティークッキーとは サードパーティークッキーを理解するには、「クッキー(Cookie)」について知っておく必要がある。 クッキーは、Webサイト側からWebブラウザへ渡す小さな「データ片」のことだ。以後のやりとりでは、必ずそのデータをWebブラウザ側からWebサイト側へ戻してもらうようにすることで、Webページを遷移したり、時間を空けて再び訪れた
Experimental: Cap the expiry of persistent cookies set in 3rd-party CNAME cloaked HTTP responses https://bugs.webkit.org/show_bug.cgi?id=215201 Summary Experimental: Cap the expiry of persistent cookies set in 3rd-party CNAME clo... 3rd-party CNAME cloaking is used as a way to circumvent ITP's 7-day expiry cap on client-side cookies. We should detect 3rd-party CNAME cloaking and cap the expiry of
ありがたいことに最近徐々に知名度が上がってきたのか、代理店さんから Smartly.io に問い合わせをいただくことが増えてきました。その中でよく出てくる文脈がこちら: 『2 年後 Criteo の予算が大きく減る可能性があるから、Criteo への配分比率が多いクライアントのダイナミック広告・リタゲ広告の予算を、Facebook など 1st party でやれる媒体に寄せていきたい』 ※Smartly.io は Facebook 広告の運用ツール。FB・IG のダイナミック広告のクリエイティブの PDCA を回すために使いたい (クライアントに提案したい) という問い合わせを多くいただいていますこれ、みなさん意味わかります? これ言われて、ぼくは「あー、なるほどっすね!」って元気よく答えてはいたものの、人に説明できるほどきちんと理解できてるわけではない....ヤバイなと思って、あらため
Intro このエントリは、3rd Party Cookie Advent Calendar の 4 日目である。 3rd Party Cookie のカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita https://qiita.com/advent-calendar/2023/3rd-party-cookie 前回は「サブリソースにまで Cookie が送られて何が嬉しいのか」という話だった。 今回はそのユースケースについて考えていく。 「さっき見てた商品が出る」のからくり 例えば、EC サイトで色々な商品を探した後に、全然関係のないサイトで、なぜかさっきまで見ていた商品がそのサイト内でおすすめされている、という経験があるだろう。 今回はリアルワールドの例として、楽天の実装を引用する。 まず、楽天市場のサイトでミネラルウォーターを物色する。 その後、Yahoo!
Intro このエントリは、3rd Party Cookie Advent Calendar の 20 日目である。 3rd Party Cookie のカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita https://qiita.com/advent-calendar/2023/3rd-party-cookie ここまで ITP について見てきたが、これはあくまで Safari が独断で行っていたことだ。 それに対して、他が追従するかどうかはブラウザ次第だっただろう。 では、他のブラウザはどのような反応をしたか。この反応には、その時の情勢も鑑みる必要がある。 プライバシー事件の多発 2018 年、ITP で広告業界が騒然となっているのと同時期に、「ケンブリッジ・アナリティカ事件」が発生する。 これは、2018 年にケンブリッジ・アナリティカという選挙コンサルの会社
text/plain ericlaw talks about security, the web, and software in general Last Updated: 1 April 2025 For privacy reasons, the web platform is moving away from supporting 3rd-party cookies, first with lockdowns, and eventually with removal of support starting at 1% in Q1 2024 (was late 2023) and slated for completion in the third quarter of 2024. UPDATE: In Summer 2024, Chrome announced a new plan:
ブラウザベンダ各社では、ユーザのプライバシー保護を目的として、いわゆる「Webトラッキング防止機能」を実装しています(表1参照)。 表1 ベンダごとのWebトトラッキング防止機能今回、「3rd Party Cookieを用いたWebトラッキング」の防止機能について、ブラウザごとに確認しました。 HTTP Cookie概要HTTP Cookie(以降、Cookieという)は、サーバ側でセッション管理などをするための「箱」で、例えば、その箱の中に識別子を入れるなどして、ドメイン内のページを跨ぐ遷移においても状態をサーバ側で保持するために用いられます。 ブラウザがアクセスしているサイト(図1中のwww.example.xxx)から発行されているものを1st Party Cookieと呼びます。また、そのサイトのページを構成する別のドメインのサイト(図1中のwww.ad-service.co.xx
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