2020年12月25日、セールスフォースドットコムは一部製品、または機能を利用するユーザーにおいて、Salesforce上の組織の一部情報が第三者より閲覧できる事象が発生していると案内を掲載しました。また、12月に入り外部への情報流出の可能性を発表した楽天、PayPayがこの影響を受けたユーザーに含まれていたことが報じられています。ここでは関連する情報をまとめます。 設定不備で第三者からの情報閲覧事象が発生 www.salesforce.com セールスフォースドットコムが公開したリリースをまとめると以下の通り。 影響を受ける対象機能、製品はExperience Cloud(旧 Community Cloud)、Salesforceサイト、Site.com。 既に当該機能、製品利用組織において第三者による閲覧行為が発生している。 脆弱性起因の問題で生じた事象ではなく、ゲストユーザーに対する
Salesforceが発表した以下の件の攻撃手法等について、気になったので少し追ってみる。(なお、このブログの内容と以下の記事の内容が一致するかは定かではない点に注意) https://www.salesforce.com/jp/company/news-press/press-releases/2020/12/201225/ 概要 SalesforceのAuraエンドポイントを通じて、第三者が認証不要のゲストユーザ権限で、権限のあるデータへアクセス可能な問題がある。 この文だけ読めばまあ別に普通なのかもと思うかもしれないが、実は注意して設定しないと本来見えてはいけない情報も見えてしまう。 この注意して設定というのが肝で、途中で仕様が変わったり、デフォルト設定はONだったり、公式のアナウンスが不十分だったりという陥りやすいポイントがあるために、問題のある設定の状態で運用が行われ、情報漏えい
カスタマーサクセス Salesforce、東京海上ホールディングスおよび東京海上日動との戦略的提携を発表
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