▲栗下善行氏今回の取材で明らかとなったのは、単なる表現規制に留まらない、クレジットカード会社をはじめとする巨大な民間企業をめぐる根本的な問題だ。 「理由も明かさず一方的に対応を迫られた結果、疑わしいものはすべて削除せざるを得なくなる。その結果、今回のような大量削除が起こる」のだと栗下氏は語る。さらに、それが「見えない」プロセスであるために、際限なく広がっていく危険性をはらんでいるのだという。 今回の件はゲーム、そして創作物を愛する我々ゲーマーにとって「知っておきたい話」であると思う。 読者の方々には、ぜひ本記事を参考に、自分自身で「何が正しいのか」「どうすればよいのか」を考えるきっかけにしていただければ幸いである。 聞き手/Jini 文/海ソーマ 編集/実存 「クレジットカード会社による表現規制」の問題点とは──本日はお忙しい中お時間を頂き、ありがとうございます。前回のインタビュー(202
