イギリスやベルギーなどの空港で20日、搭乗システムに障害が起きて多くの便に遅延や欠航が発生し、このうちベルギーの空港では21日も欠航などが続く見通しです。ロイター通信はシステムを提供する企業へのサイバー攻撃が原因だと伝えています。 ロイター通信などによりますと、19日夜以降、ベルギーのブリュッセル空港とイギリスのヒースロー空港、それに、ドイツのベルリンの空港で搭乗システムに相次いで障害が発生し、20日、3つの空港を発着する多くの便が遅延したほか、あわせて29便が欠航したということです。 ヒースロー空港では大きな荷物を持った利用客がチェックインカウンターの前で長い列を作っていました。 ロイター通信はシステムを提供しているアメリカの企業へのサイバー攻撃が原因であるものの、背景は不明だと伝えています。 ブリュッセル空港では、混乱を避けるため、航空各社に対し21日に出発する予定の便の半数を欠航にす
