一色伸幸 @nobuyukiisshiki 噺家さんが「時そば」を語ると、ずる賢い機転に笑うのではなく、「騙されたおそば屋さんが可哀想」というリアクションが来たりする「いま」。本寸法に拘泥したい気持ちは分かるけど、時代と寝るのが芸能。脚本におけるNGも、その禁忌とどう遊ぶかと楽しんでいくしかないのです。 2023-12-27 10:56:26

ITAN(講談社)にて連載された「昭和元禄落語心中」は、昭和の落語界を舞台に、刑務所あがりの主人公・与太郎が、「昭和最後の名人」と言われる八代目有楽亭八雲に弟子入りすることから始まる物語。単行本は全10巻が発売中で、第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞や、第38回講談社漫画賞一般部門を受賞しており、2016年、17年にはテレビアニメ化も果たしている。 ドラマでは八雲役を岡田将生、与太郎役を竜星涼、小夏役を成海璃子、みよ吉役を大政絢、助六役を山崎育三郎が演じる。また脚本は、映画「フラガール」や連続テレビ小説「マッサン」を手がけた羽原大介が務め、演出はタナダユキ、清弘誠、小林達夫が名を連ねた。さらに音楽は村松崇継、落語監修は柳家喬太郎が担当する。 岡田将生コメント
林家九蔵襲名差し止め事件落語家の名前について少々、話題になっている。 三遊亭好楽が、弟子の好の助に自分の前名の「林家九蔵」を継がさせようとして、待ったがかかり、諦めた、という話である。 少しだけテレビでも扱われていた。 みんな芯の部分がわからない、という雰囲気のなか、それぞれの感想を述べるばかりである。落語家もコメントしていたが、まあ、忖度の忖度の、その上の忖度をしないと生き残れない世界だから、そんなに歯切れのいい話が出てくるわけでもない(忖度の忖度の忖度をしていれば、何とか生き残れるという世界でもある)。 テレビで扱われたのは、断ったのが林家正蔵で、水を差されたのが三遊亭好楽という、テレビでよく見る顔だったからだろう。 林家九蔵の名前で襲名できなかった当の本人「三遊亭好の助」については、たぶん、ほとんどの人が知らないのではないか。 そこそこ落語が好き、というレベルでもなかなか見かけない。
落語をときどき聴きにいくようになりました。 20代くらいの頃は、漫才やコントはさておき、落語には、まったく興味がわかなくて、時間は長いし、背景はわからないし、この時代に落語を聴くなんていうのは「古典芸能に理解があることをアピールしようとしている腐れインテリ」みたいだな、と思っていたんですよ。 でも、40代も半ばになって、あらためてこの世界に触れてみると、落語というのは噺の内容そのものだけでなく、演者の個性というか、「どう客に聞かせるか」を楽しむものなのだな、ということがわかってきました。 率直に言うと、昔の落語の「ネタ」って、いま聴いても、そんなに面白くはないと思うんですよ。 少なくとも、それが作られた時代にリアルタイムで聞いていた人たちと同じ感覚では、楽しめない。 でも、その「そんな現代的ではないネタを、面白く聴かせる落語家の話術」は、本当にすごい。 まあ、こんなことを書きながら、僕自身
視稀夜(みきや)✡🐈⬛SLH依存症の猿 @RODEOGirl0124 (ΦωΦ)ホホォ… 太郎の話自体はノンフィクションだが、JKが話した内容はフィクションだった、と。 実に面白いꉂ(ˊᗜˋ*) twitter.com/pon0737/status… 2016-10-26 01:18:51
高橋維新[弁護士/コラムニスト] *** 落語は、通常複数の登場人物を一人の噺家がすべて演じる。この演じ分けがうまい人がいるのも確かで、それができる噺家が「名人」と呼ばれるのだろう。 しかし、落語という文化のあり方はさておき、「観客の理解」という点においては、確実に、登場人物一人一人の全てに、違う演者をあてがった方が分かりやすいのは確かである。 落語家がヘタな場合、一人で全部を演じられてしまうと、「今しゃべっているのは誰なのか」が分からなくなり、迷子になってしまう。素人落語はその典型だ。そして、どんなに演じ分けがうまい人であっても、登場人物が増えてゆくと、いずれ限界を迎えてしまう。名人クラスの落語を見ていても、「あれ、これって誰だっけ?」と思わされる瞬間はある。 なぜ落語は一人の噺家に全てをやらせるという手法に固執しているのだろうか。これは、筆者が長年抱いていた疑問であった。
週刊ダイヤモンド ここが見どころ 最新号の読みどころを特集担当者の視点でお伝えします。時には紙幅の関係から記事にできなかった取材の内側など、「ここだけの話」も満載です。 バックナンバー一覧 『週刊ダイヤモンド』7月9日号の第1特集は、「落語にハマる!」です。落語に魅せられるビジネスマンが急増しています。落語に触れる機会が増加し、その愉しみ方も多様化しているからだ。あなたも落語にハマってみては? 「本音を言えば、『渋谷らくご』は半年くらいで終わっちゃうかなと思っていました」 こう話すのは、自身もお笑い芸人として活動するサンキュータツオ氏。「渋谷らくご」とは、東京・渋谷のユーロスペースで毎月第2金曜日から5日間開かれる落語会だ。落語初心者向けに定期的に開催される新興の落語会として、徐々に認知度を上げている。 今でこそ満席の日もあるが、当初は鳴かず飛ばずだった。プロモーションも担っていたタツオ氏
千代田卜斎(ちよだぼくさい) - 裏長屋に住む浪人。美しい娘がいる。 高木佐久左衛門(たかぎさくざえもん) - 細川家家臣で江戸勤番の若い武士。 くず屋の清兵衛(せいべえ) - 古物商。「正直清兵衛」と呼ばれた正直者。 人から「正直清兵衛」と呼ばれるほど、正直者で知られる屑屋の清兵衛は、いつものように「屑ぃ、お払い」と屑屋の特有の掛け声で流し歩いていると、なりは粗末なだが器量のよい上品な娘に呼び止められる。裏長屋へ入っていくとそこには娘の父親がいて、仏像を引き取ってもらいたいと清兵衛に頼む。父親の千代田卜斎はもとは良い武家の出ながら、今は昼は素読の指南、夜は売卜をして、年頃の娘とふたりで貧しい暮らしをしていた。目利きに自信がない清兵衛は、安く買っても申し訳ないとして正直に断るが、むしろその正直さを千代田に気に入られ、結局200文で引き取り、それ以上の値で売れたら儲けを折半するということにな
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