自宅ラボの仮想化基盤を VMware ESXi から Proxmox VE に移行した。 動機# 自宅ラボでは2台の物理マシンに VMware ESXi をインストールして仮想化基盤を構築しているが、VMUG Advantage 会員になることをケチっていたため vMotion を使えない状態だった。 仮想ホストのメンテナンスをしようと思っても VM の停止を許容するしかなかった。 そんな折、オープンソースの Proxmox VE という仮想化プラットフォームの存在を知った。 Proxmox VE であれば無償で仮想化基盤の HA クラスタを組むことができるとのことで、ESXi から Proxmox VE に切り替えることにした。 AWS SAA の勉強をしないといけない現実から目を逸しているだけ。 Proxmox VE とは# Proxmox VE (Virtual Environmen
# 以下、例 # qm importovf <仮想マシン通番> <OVFテンプレート.ovfの保存先> <Proxmoxでの保存先> --format [qcow2|raw] qm importovf 100 /mnt/pve/NFS/OS/OVFExport/OVF_VM.ovf local-storage --format qcow2 仮想マシンの設定を編集して起動できるようにする当初、何も考えず「起動」をしたら、BSODとなりました。 QRコードと共に表示された文言は INACCESSIBLE BOOT DEVICEです。 めちゃくちゃ焦ったので、色々と試した結果がなかなか見つかりませんでしたのでまとめようと思います。 突然のBSOD(Blue Screen Of Death)勘所は以下3(+1)点。 ストレージを一度、「デタッチ」して「編集」可能な状態にするマシン(チップセットタイ
英国のITニュースメディア「The Register」は2024年1月22日(現地時間)、バックアップソフトウェアベンダーのVeeamが仮想化プラットフォーム「Proxmox」に関する調査を実施しており、VMware製品の代替としてProxmox用のバックアップ製品開発を視野に入れていると報じた。 VMware製品の代替? Proxmoxに注目が集まる 2023年12月のBroadcomによるVMware買収完了後、VMwareはサブスクリプションモデルへの移行に伴い、幾つかの製品の販売終了を発表した。この動きに対応して、VeeamはVMwareの代替としてProxmoxへの対応を模索しているようだ。 Proxmoxはオープンソースソフトウェア(OSS)であり個人から大企業まで幅広く使用されている。VeeamがProxmoxに対応した場合、仮想化製品の選択肢としてのProxmoxの地位が高
私は自宅に仮想サーバーを置いて、その上でファイルサーバー(NAS)や外部公開サーバー、検証機などを動かしています。 仮想基盤には長らくVMware ESXiを使っていたのですが、このたびDebianベースのProxmox VEに環境移行しました。 ESXiからProxmox VEへ移行するきっかけ 移行のきっかけは 「ESXiは仮想マシンにTPMを追加できないので、Windows11のインストールや大型アップデートが大変面倒」 という理由でした。 ESXiで全くTPMが利用できないわけではなく、「有償ライセンスを購入してvCenterServerを構築し、キープロバイダ機能を有効にする」ことで管理下のESXi仮想マシンにTPMを追加できます。が、こちらはWindows11仮想マシンをたった1台作りたいだけなのに、これは大げさすぎます。お金もかかります。 最近ESXi8がリリースされたので、
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