
はじめに 本投稿では、既存環境からNutanix AHVへの移行方法について数回に分けて紹介します。 AHVへの移行に関するブログ記事はよく見かけますが、移行作業全体を俯瞰しつつ作業手順までを紹介したものはあまり無いかと思い、投稿することにしました。 この投稿はその第1回となります。 SB C&S(旧ソフトバンク コマース&サービス)株式会社がNutanix社の国内代理店としてビジネスをスタートし、2年半が経過しました。今では国内のHCI市場を牽引していると言っても過言ではないNutanixは、当時からマルチハイパーバイザー対応がセールスポイントの1つでした。 図)Nutanixとハイパーバイザー 私自身の感覚として、当初はVMware ESXiによる導入が多かったNutanix案件ですが、最近ではNutanix社から提供するハイパーバイザーであるAHVでの導入が徐々に増えてきたという印象
自宅ラボの仮想化基盤を VMware ESXi から Proxmox VE に移行した。 動機# 自宅ラボでは2台の物理マシンに VMware ESXi をインストールして仮想化基盤を構築しているが、VMUG Advantage 会員になることをケチっていたため vMotion を使えない状態だった。 仮想ホストのメンテナンスをしようと思っても VM の停止を許容するしかなかった。 そんな折、オープンソースの Proxmox VE という仮想化プラットフォームの存在を知った。 Proxmox VE であれば無償で仮想化基盤の HA クラスタを組むことができるとのことで、ESXi から Proxmox VE に切り替えることにした。 AWS SAA の勉強をしないといけない現実から目を逸しているだけ。 Proxmox VE とは# Proxmox VE (Virtual Environmen
# 以下、例 # qm importovf <仮想マシン通番> <OVFテンプレート.ovfの保存先> <Proxmoxでの保存先> --format [qcow2|raw] qm importovf 100 /mnt/pve/NFS/OS/OVFExport/OVF_VM.ovf local-storage --format qcow2 仮想マシンの設定を編集して起動できるようにする当初、何も考えず「起動」をしたら、BSODとなりました。 QRコードと共に表示された文言は INACCESSIBLE BOOT DEVICEです。 めちゃくちゃ焦ったので、色々と試した結果がなかなか見つかりませんでしたのでまとめようと思います。 突然のBSOD(Blue Screen Of Death)勘所は以下3(+1)点。 ストレージを一度、「デタッチ」して「編集」可能な状態にするマシン(チップセットタイ
VMwareは2024年1月15日(現地時間)、複数製品の販売終了を伝えた。販売終了には指定がない限り対象製品の全てのエディションや永久ライセンス、サポート&サブスクリプション、SaaS/ホスト型、サブスクリプションを含む全てのライセンスオプションが含まれている。 VMware vSphere Enterprise Plus VMware vSphere+ VMware vSphere Standard(サブスクリプションは除外) VMware vSphere ROBO VMware vSphere Scale Out VMware vSphere Desktop VMware vSphere Acceleration Kits VMware vSphere Essentials Kit VMware Sphere Essentials Plus Kit(新しいサブスクリプションは除外)
英国のITニュースメディア「The Register」は2024年1月22日(現地時間)、バックアップソフトウェアベンダーのVeeamが仮想化プラットフォーム「Proxmox」に関する調査を実施しており、VMware製品の代替としてProxmox用のバックアップ製品開発を視野に入れていると報じた。 VMware製品の代替? Proxmoxに注目が集まる 2023年12月のBroadcomによるVMware買収完了後、VMwareはサブスクリプションモデルへの移行に伴い、幾つかの製品の販売終了を発表した。この動きに対応して、VeeamはVMwareの代替としてProxmoxへの対応を模索しているようだ。 Proxmoxはオープンソースソフトウェア(OSS)であり個人から大企業まで幅広く使用されている。VeeamがProxmoxに対応した場合、仮想化製品の選択肢としてのProxmoxの地位が高
私は自宅に仮想サーバーを置いて、その上でファイルサーバー(NAS)や外部公開サーバー、検証機などを動かしています。 仮想基盤には長らくVMware ESXiを使っていたのですが、このたびDebianベースのProxmox VEに環境移行しました。 ESXiからProxmox VEへ移行するきっかけ 移行のきっかけは 「ESXiは仮想マシンにTPMを追加できないので、Windows11のインストールや大型アップデートが大変面倒」 という理由でした。 ESXiで全くTPMが利用できないわけではなく、「有償ライセンスを購入してvCenterServerを構築し、キープロバイダ機能を有効にする」ことで管理下のESXi仮想マシンにTPMを追加できます。が、こちらはWindows11仮想マシンをたった1台作りたいだけなのに、これは大げさすぎます。お金もかかります。 最近ESXi8がリリースされたので、
関連キーワード CPU | Intel(インテル) | IBM(アイ・ビー・エム) | AMD | サーバ仮想化 仮想マシン(VM)を快適に運用するには、VMを稼働させるサーバの「CPU」(中央処理装置)を適切に利用することが大切だ。本稿は、VM運用時のCPUに関する注意点を整理する。 1.「ハイパースレッディング」を意味もなく使う 併せて読みたいお薦め記事 CPUの選び方 いまさら聞けない「CPU」の基礎知識 その大切な役割とは? サーバ選びで重要なCPU、メモリ、ストレージ、ネットワークの賢い見極め方 連載:VMに最適なCPUの選び方 第1回:仮想マシン(VM)を快適に使う「CPU」選びのポイントと「CPU仮想化」の基礎 第2回:IntelとAMDのCPUが備える「仮想化支援機能」とは? 仮想マシンをより快適に 「ハイパースレッディング」は、CPU内の1つのコアで、複数のプロセス(プロ
Oracle VM VirtualBox (オラクル ブイエム バーチャルボックス)とは、x86ならびにAMD64/Intel64にかかる仮想化ソフトウェアパッケージの一つ[4]。当初はドイツのInnotek[5]により開発され、現在の開発は米国オラクルが行っている。 既存のオペレーティングシステム(ホストOS)上にアプリケーションの一つとしてインストールされ、この中で追加のオペレーティングシステム(ゲストOS)を実行することができる。例えば、Microsoft Windowsが「ホストOS」として動作しているマシン上で、Linuxをゲストとすることができる。あるいは、Solarisが実行されているマシン上で、Microsoft Windowsを「ゲストOS」として実行することができる。 サポートされるホストOSはLinux、macOS、Microsoft Windows、そしてSolar
Oracle VirtualBox 最新リリースはバージョン 7.1.4 です。 Oracle VirtualBox Base Packages - 7.1.4 Oracle VirtualBox: 基本パッケージのソース・コードとExtension Pack Oracle VirtualBoxの事前構築済みアプライアンス Oracle VirtualBox用のOracle Vagrantプロジェクト - GitHub Programming Guide and Reference (PDF) VBox GuestAdditons Oracle VirtualBox基本パッケージ- 7.1.4 GPLv3の下でWindows、Mac OS X、LinuxおよびSolaris x86のプラットフォームで無料で利用可能:
Join the VirtualBox community Millions of users actively use VirtualBox VirtualBox is a community effort backed by Oracle. Everyone is encouraged to contribute. Oracle helps ensure the product meets professional quality criteria and offers support resources for users. Recent releases New January 21st, 2025 VirtualBox 7.1.6 Oracle today released a 7.1 maintenance release which improves stability an
更新履歴--- 2019/09/05 初回投稿 2021/02/26 一部内容更新 2023/03/01 一部内容更新 --- はじめに HCI(ハイパー・コンバージド・インフラストラクチャ)のパイオニアであるNutanix社は、2009年の設立から今年で10周年を迎え、現在も成長を続けている企業です。ここ数年では、自社開発のハイパーバイザー「AHV」をはじめ、新たなサービスを次々と発表しています。 この記事では、「仮想環境やハイパーバイザーといえばESXiやvCenter、Hyper-Vしか知らない」といった方のために、Nutanixが提供している「AHV」について、NutanixのHCIの話を交えながらご紹介します。 AHV(エー・エイチ・ブイ)とは Nutanix社は、一般的な仮想環境の管理の複雑さなどを解消するために、HCIという市場をこれまでけん引してきましたが、より自社のソフト
「AHV」 は、Nutanixが提供するKVMベースの無償のハイパーバイザーです。お客様の必要としている機能が続々と追加され、常に最新の機能でお客様のビジネスをサポート致します。また、ハードウェアと共にNutanix社にて保守サポートを受けることができるため、安心してご利用いただけます。 Nutanix上では、ESXiをはじめとする様々なハイパーバイザーを搭載することができますが、Nutanixの機能を存分に発揮させるためには、すでに多くのお客様に導入頂き実績のあるAHVご選択ください。
Kubernetesは、宣言的な構成管理と自動化を促進し、コンテナ化されたワークロードやサービスを管理するための、ポータブルで拡張性のあるオープンソースのプラットフォームです。Kubernetesは巨大で急速に成長しているエコシステムを備えており、それらのサービス、サポート、ツールは幅広い形で利用可能です。 このページでは、Kubernetesの概要について説明します。 Kubernetesは、宣言的な構成管理と自動化を促進し、コンテナ化されたワークロードやサービスを管理するための、ポータブルで拡張性のあるオープンソースのプラットフォームです。Kubernetesは巨大で急速に成長しているエコシステムを備えており、それらのサービス、サポート、ツールは幅広い形で利用可能です。 Kubernetesの名称は、ギリシャ語に由来し、操舵手やパイロットを意味しています。Googleは2014年にKu
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