『学園アイドルマスター』(学マス)の核となるコンセプトは、2019年夏の6月から9月のわずか3ヵ月間で作られていた──。 そう明かしてくれたのが、本作のメインプロデューサーを務める小美野日出文氏だ。そして、このコンセプトが『学マス』ヒットに欠かせないものだったと、小美野氏は語っている。 また、そんなコンセプトづくりの際に、まるで1000本ノックのように内容を確認してはアドバイスをしてくれたのが、元『アイドルマスター』(アイマス)シリーズ総合プロデューサーの坂上陽三氏だったというのである。 コンセプトがまとめられた企画書(過去インタビューより)坂上氏と小美野氏の付き合いは、約10年にも及ぶそうだ。もともとは飲み会でいっしょになる程度の仲だったふたりだが、2019年に上司(坂上氏)と部下(小美野氏)の関係に。 そして今では、小美野氏自身が「プロデューサーとしての仕事の仕方は坂上さんから勉強させ
