ドロップアウト しても死なない あなたは今、プラットフォームにのせられていませんか。プラットフォームというのは、だれかの用意した仕組みのこと、一種の「テクノロジー」のことです。それはたとえば、ソーシャルメディアのような場所にかぎった話ではありません。学校や企業、工場もそう。社会保障や税制をはじめとする制度も、広い意味でのプラットフォームです。 ともすると私たちは、そこから不本意におちて﹅﹅﹅しまうことがあります。しかしむしろ、勇気をだしておりて﹅﹅﹅みたとしたら、どうなるでしょうか。もしかすると、そこには本当の意味でのゆたかで自由な世界がひろがっているかもしれません。Orillo はそろそろとおりた先で地に足をつけて歩きはじめるための運動です。 [名] orillo /オリヨ/: 縁(ふち、へり)、際(きわ)、端(はし)、傍(そば、かたわら) プラットフォームの何が問題なのか プラットフォ
吉田真吾(@yoshidashingo)です。 めまぐるしく進化するソフトウェア開発の分野において、多くの組織にとって適切な技術選定は難易度の高いプロセスです。企業で利用する多くの技術領域(開発手法、フレームワーク、プログラム言語、ツールやライブラリ、プラットフォーム)それぞれについてロングリストを作成し、自分の組織にあった評価軸や仮説に基づいてショートリストにし、実際にPoC計画を立てて小さいデモプログラム・環境を作成して評価をするといった活動が必要です。さらに、今日採用した技術は半年後1年後にまた再評価が必要になるかもしれない。 こういうプロセスを漏れなく回すためには、成熟化した技術組織を継続維持できている必要があります。十分に組織化されていないスタートアップや、十分な技術投資ができない中小企業や、組織横断的なExcellenceが徹底されていない大企業それぞれにおいてはなかなか実践が
【読売新聞】偽情報の問題が出ているが、インターネットがいろいろな意味で限界に近づいたと感じている。NTTは2019年5月に次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」構想を発表した。インターネットの次をそろそろ考えるべきではないかというこ
以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「With Great Power Came No Responsibility」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 昨夜、トロント大学イニス・カレッジで行われる年次ウルスラ・フランクリン講演のためにトロントを訪れた。 この講演は「大いなる力には何の責任も伴わなかった:メタクソ化はいかにして21世紀を征服し、我々はいかにしてそれを打倒できるか」と題されたもので、この主題に関する一連の講演の最新作である。この連続講演は昨年ベルリンで行ったマクルーハン講演から始まった: https://pluralistic.net/2024/01/30/go-nuts-meine-kerle/#ich-bin-ein-bratapfel そして夏のDefconの基調講演へと続いた: https://pluralistic.net/2024/08/17/
では、それぞれ見ていきましょう。 arXiv AI/ML関連における一次情報源として欠かせないのがarXivです。 しかし、最近はプレプリントの投稿数が爆発的に増加しており、そのままarXivを見に行くとノイズが多すぎて、本当に価値のある論文を見つけるのが難しくなっています。 学会のトップ論文をチェックするという手もありますが、査読プロセスを経るため情報がどうしても遅くなりがちです。 そこで役立つのが、新鮮な論文を適度にキュレーションしてくれるサービスです。ここでは特におすすめの3つを紹介します。 Hugging Face - Daily Papers AI界隈で有名なAKさんをはじめとするHugging Faceのメンバーが、arXivから毎日厳選した論文リストを公開してくれているサービスです。 土日はお休みしていますが、平日は結構な量(多い日だと40本程度)の論文が選定されています。こ
きのこ本を勝手に電子書籍化 プログラマが知るべき 97 のこと 【 epub版 】 ソフトウェアアーキテクトが知るべき 97 のこと 【 epub版 】 プロジェクト・マネジャーが知るべき 97 のこと 【 epub版 】 ゲームクリエイターが知るべき 97 のこと 【 epub版 】 ゲームクリエイターが知るべき 97 のこと 2 【 epub版 】 97 Things Every Programmer Should Know 97 Things Every Software Architect Should Know 97 Things Every Project Manager Should Know
「プロフェッショナルIPv6 第2版」を無料配布します。2018年7月にプロフェッショナルIPv6初版を発売&無償配布開始しました(すごいIPv6本を無料配布)。初版発売開始から3年、さらにパワーアップした「プロフェッショナルIPv6 第2版」がついに完成しました! 本書を企画して、少しずつ文章を書き溜めはじめた2011年から10年近くかけて完成した488ページにおよぶ「プロフェッショナルIPv6 第2版」をお楽しみください。 プロフェッショナルIPv6第2版の構成 プロフェッショナルIPv6第2版は5部構成になっています。 第1部は「インターネットとIPv6の概要」というタイトルで、IPv6の視点からインターネット自体の仕組みを復習し、そのうえで、詳細の説明に入る前に把握しておくべきIPv6の概要として、次のような事項を解説しています。 従来のIPv4アドレスとは大きく異なるIPv6アド
これはpyspa アドベントカレンダー 2024の12日目の記事です。11日目は@aodagの走るということについてでした。 はじめに この15年くらいは、おおむね平均すると毎年2,3人程度の技術者をOn the Job Training(OJT)で教育する機会に恵まれており、その中で蓄積した知見や私の考えを散発的に説明していきます。 私自身は受託開発を主たるビジネスとするシステムインテグレータ(SIer)と呼ばれる企業で働いており、足掛け25年程度のキャリアがありますがソフトウェアについて専門的な教育を受けたことはありません。また、教育についても同様です。 このエントリに記載された内容について何らかのエネルギーを注いでくれる方がいるなら、XあたりのSNSでURL付きで指摘して頂ければ非常にありがたいです。 教育によって形成される技術者像 まずは、どのような技術者なら育てられるのでしょ
「禅とオートバイ修理技術」これら2つの間にどのように関係があるのかまるで見当が付かず、タイトルだけ聞くとキワモノのようだがWikipediaによるとアメリカでは一番良く売れた哲学書とされている。 海外のエンジニアのブログを読み漁っていた時にオススメされていたのでKindleで買って読んだのだが想像以上に良かったのでメモを残したい。と言ってもwikipediaで説明されている内容を改めて説明しても面白くないのでソフトウェアエンジニアとして響いた部分を引用して僕の感じた事を書き連ねていく。 大都市の重工業地帯に一歩でも足を踏み入れてみれば、そこにはその全てが存在している。テクノロジーである。正面には有刺鉄線を施した高い塀が立ちはだかり、門は常に閉ざされ、「立入禁止」の札が掛かっている。そしてその向こうの薄汚れた大気の中には、金属や煉瓦で造られた醜い建物が立っている。その目的は不明であり、またそ
はじめに 本記事はフラー株式会社 Advent Calendar 2024 の6日目の記事です。 5日目は@Daiji256で色彩工学とUIデザインでした。本職Androidエンジニアでありながら、組版に造詣が深いちょっと変わった面白い方です。ペヤングを食べるのがめちゃくちゃ早いです。 なぜ「サポート終了間近」? 私たちエンジニアにとって身近な「サポート終了」というフレーズ。 「Windows XP のサポート終了」「Internet Explorer(IE)のサポート終了」のように、愛しさとせつなさと心強さを感じさせる出来事を彷彿とさせます。 そして今、30代中盤を迎えようとしている「しがないエンジニア」である私も、どこかソフトウェアのように「サポート期限」が迫っているような気がしてなりません。若手エンジニアの勢いと新しい技術の波に押され、いつの間にか「レガシー化」の予兆を感じる日々。か
技術部の長田です。 このエントリは面白法人グループ Advent Calendar 2024の6日目の記事です。 みなさん、ふだん技術系の最新情報ってどこから手に入れているでしょうか? 私は家事育児の忙しさにかまけて自力での情報収集をサボり、もっぱら社内Slackの情報を頼りにしています。 コンテキストが近い人達がわざわざ共有してくれる情報ということで、精度は間違いありません。 が、そろそろ自分も共有する側に回れるようにならないとなということで、 まずは社内のエンジニアにどうやって情報を得ているのかを聞いてみることにしました。 アンケートを取ってみた と、いうことで社内のエンジニア向けに以下のようなアンケートを取ってみました。 期間: 11/25〜12/1の1週間 アンケート内容: 職能(フロントエンドorバックエンド) 情報源名 情報源のURL その情報源を参照する目的 コメント 結果、
私は都内のベンチャー企業でSaaSの開発をしているエンジニアです。 最近、事業を進めるなかで感じていることがあります。それは、エンジニアとしての「優秀さ」の定義が変わってきているな、ということです。 もはや技術力では勝負がつかないかつてエンジニアの優秀さの定義は「いかに高い技術力を持つか?」が大きな割合を占めていました。 しかし、いまの日本のWeb事業において、ぶっちゃけ「技術力」が事業の決定打になることはほぼありません。 たとえば「Wantedly」のような求人掲載サービスも「クックパッド」のようなレシピ共有サービスも、機能として見たときには大きな違いがないですよね。情報が登録できて、表示されて、検索できて、いいねや検索条件の保存ができて……と、基本機能はほぼ同じように見えます(あくまで外から見た限りですが)。 私たちが開発中のSaaSも、基本機能は「データ入力、保存、表示」なので、さほ
拙著『GitHub CI/CD実践ガイド』は内容だけでなく、読書体験にもこだわりました。AmazonやSNSでも読みやすいという声は多く、技術書としては珍しい観点で評価を得ています。 Amazonにおける「GitHub CI/CD実践ガイド」の読者レビュー 本記事では書籍の「読みやすさ」という切り口から、執筆の舞台裏を紹介します。 最高の読書体験を目指す 技術書の使命は、役立つ情報を届けることです。しかし筆者は役立つだけでなく、読んでいて心地よい書籍にしたいと考えました。そこでまず決めたのが「最高の読書体験を目指す」ことです。そして最高の読書体験を実現するため、次のような設計原則を定めて執筆しました。 シンプルにする:短い文章・簡潔なコード・直感的な図表へと磨き上げる ノイズを減らす:難しい表現は避け、読者を迷わせる要素は徹底的に取り除く テンポを重視する:読者の集中力を削がないよう、読ん
Pluralistic テクノロジー規制は不十分だと感じているだろうか? その感覚は正しい。テクノロジーが世界にもたらす害悪の多くは避けられたはずのものだ。もちろん過失に過ぎないものもあるが、株主の価値と引き換えに社会にもたらされた害悪もある。 良いテック規制の策定は、確かに難しい。しかし、それは「テクノロジーの進化が速すぎて規制が追いつかない」からでも、「政策立案者がテクノロジーについて無知だ」からでもない。実際、政策立案者は急速に変化する分野にも対応できることがある(2020年半ばのマスク着用やソーシャルディスタンスのルールが世界中で迅速に採用されたことを思い出してほしい)。また、高度に専門的な知識を要する分野でも、一般には適切な政策がとられている。例えば、水の安全性、毒性学、微生物学といった分野は非常に専門的だが、不適切に処理された水道水で人々が病気になるようなことはめったに起きない
マイナンバーカードの技術仕様 (ICカード規格、搭載情報、セキュリティ対策) や利活用方法、今後期待される展開などについて説明します。 2016年1月からマイナンバー(個人番号)の利用とマイナンバーカードの交付が開始しました。 マイナンバーは社会保障や税、災害対策の分野で行政の効率化と国民の利便性向上を目的としています。 マイナンバーは国民一人ひとりに与えられた12桁の番号のことです。 特に、公的個人認証 はPKI (Public Key Infrastructure : 公開鍵基盤) 技術に基づき、インターネット経由でのセキュアな本人認証や電子申請を可能とする点で、今まで押印するところに取って代わる技術なので、様々なシーンでの利用が期待されています1。 技術仕様 マイナンバーカードの技術仕様について説明します。 券面 マイナンバーカードの表面には以下の情報が書かれています。 氏名、住所、
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