翻訳を担当した書籍『エンジニアリング統括責任者の手引き ―組織を成功に導く技術リーダーシップ』(オライリー・ジャパン)が2025年6月3日に発売となります。 本書は、2024年3月に出版されたWill Larson著『The Engineering Executive's Primer: Impactful Technical Leadership (English Edition)』(O'Reilly Media)の全訳となります。 エンジニアリング統括責任者の手引き ―組織を成功に導く技術リーダーシップ 作者:Will Larsonオーム社Amazon 著者は、StripeやUberといった名だたるテック企業でエンジニアリング組織の責任者を歴任し、現在はCartaのCTOを務めるWill Larson氏です。Will Larson氏には、これまでに次の著作があります。 エレガントパズル
一度ClaudeのMax Planで定額課金状態で、Claude Code + Opus 4を体験してみようと思い、https://github.com/shibayu36/mysql-schema-explorer-mcp で以下の2つをVibe codingしてみた。 e2eテスト作成 データベース固定モード機能開発 結論としては、この規模での開発の場合、ほぼほぼ自分がエディター上で開発をしなくても壁打ちしているだけで開発が終わった。 e2eテスト作成 github.com 機能開発する前にe2eテストがあれば安心できそうなので、まずはe2eテストをVibe codingした。ざっくりと「MCPサーバーをgo runでテスト内で起動し、それに対してstdioでMCP Protocolに沿ったJSONRPCリクエストを投げればテストできそう」ということを伝えた上で開発してもらった。ほぼコ
この記事で得られる3つのポイント 「つぶしが効く」エンジニアになる: 表面的な技術習得ではなく、根本原理の深い理解と問題解決能力が長期的な市場価値を創出する AI時代の新たな役割: テクノロジーと人間の強みを組み合わせ、AIとの効果的な協働を設計・実現できる「アーキテクト」としての視点 計画的偶発性の活用: 不確実性を受け入れ、専門性と横断性のバランス、継続的学習、そして「偶然を必然に変える」姿勢の重要性 はじめに みなさん、こんにちは!本日はアカリクの就職ラウンジイベント@会津大学に来ていただき、ありがとうございます。「AI時代に市場価値を高めるキャリア戦略」というテーマでお話しさせていただきます。口頭で補足しながらいろいろやっていきます。よろしくお願いします。 acaric.jp 現役エンジニアとして日々AIの進化と自身のキャリアパスに向き合う中で、私が得た気づきや思考を皆さんと共有で
コーディングエージェントの現状の整理とエンジニアの仕事の変化について AI によるコーディングの支援はコード補完型からチャット型、そして自律型へと進化しています。この記事では現時点で主流となっているコーディングエージェントの種類とその特徴を整理したうえで、エンジニアの仕事の変化について考察します。 コーディングの仕事における AI 技術の関わりといえば、GitHub Copilot を代表するエディタ補完型が主たるものとして認識されてきました。補完型の AI はユーザーが途中まで書いたコードを補完する形で提案を行うことから、ペアプログラムの相方のような存在として捉えられていました。例えば function add と書き始めると、AI は (a: number, b: number): number { return a + b; } といった形で関数の定義を提案します。ユーザーは Tab
概要 本書を通して、ソフトウェアテストの知識・技術を体系的に学びます。そしてその中でテストによって次の課題にどのように対応していくか学び、現代的なソフトウェア開発に対応するため総合力・基礎力を強化します。 開発成功や顧客満足実現をどう支えるか 開発の高品質と高スピードの両立を支えるアプローチとは アジャイルや継続的デリバリー、DevOpsの導入にどう対応するか テスト自動化といったテスト技術導入を成功させるには チーム全体でテストを推進していくためには 定番のテスト失敗要因に対しマネジメントでどう対策すべきか こんな方にオススメ テストエンジニアやQAエンジニアにこれからなる人 テストに疎いが、テストに関わることになった開発者やマネージャ 旧来のテストと、モダンな開発現場で求められるテスト技術のギャップに悩んでいる人 個々の担当ごとのテストの遂行はできているが、それらを連携させた、チーム全
Why Cline Doesn't Index Your Codebase (And Why That's a Good Thing) Here's a common question we get from prospective Cline users: "How does Cline handle large codebases? Do you use RAG to index everything?" It's a reasonable question. Retrieval Augmented Generation (RAG) has become the go-to solution for giving AI systems access to large knowledge bases. But for Cline, we've taken a deliberately d
Developers are increasingly relying on AI coding assistants to accelerate our daily workflows. These tools can autocomplete functions, suggest bug fixes, and even generate entire modules or MVPs. Yet, as many of us have learned, the quality of the AI’s output depends largely on the quality of the prompt you provide. In other words, prompt engineering has become an essential skill. A poorly phrased
本セッションでは、TypeScriptの型安全性と柔軟なモジュール設計を活かし、Web(Next.js)とCLI(inquirer.js)の両方から操作できるスクラム管理アプリをサンプルとした実践例を紹介します。 TypeScriptを選んだ理由は、強力な型システムとバックエンドとフロントエンドの…
This past March we unveiled our efforts to port the TypeScript compiler and toolset to native code. This port has achieved a 10x speed-up on most projects – not just by using a natively-compiled language (Go), but also through using shared memory parallelism and concurrency where we can benefit. Since then, we have made several strides towards running on large complex real-world projects. Today, w
これを記事にしている 2025 年 5 月の二年ほど前 (2023-06-02) に、縁あって明治大学 情報科学科での特別講義 [1] を担当させてもらいました。 身内の評判は悪くなかったのでスライドは公開していたんですが、単に Google Slides を公開状態にしただけだったんですね。 [2] これではあとから参照・引用するのも難しく、ちょっともったいないかと思ったので、いまさらながら記事の形でまとめなおしておくことにしました。 一年も経てば情報が古くなってしまうコの業界です。賞味期限切れの話もあると思いますが、話のネタにでもしてもらえれば幸いです。 講義の対象と目的 この講義、目的は2つあって、まず「最新の情報科学トピックに触れる」こと。 それから、就職活動が始まる3年生がメインの対象者なので、 今後のキャリアプランとか人生指針に関するいろいろな視点を持ってもらうことです。 この
[速報]マイクロソフト、WindowsがMCPをサポートすると発表。AIエージェントでWindowsやアプリとの連携が可能に マイクロソフトは日本時間5月20日未明に開幕したイベント「Microsoft Build 2025」で、AIアプリケーションやエージェントとアプリケーションを連携させるプロトコルである「MCP」(Model Context Protocol)をWindowsがネイティブにサポートすると発表しました。 WindowsのMCPサポートでは、以下の機能がWindowsに実装されます。 MCP Servers for Windows ファイルシステムやウィンドウ管理、Windows Subsystem for Linux(WSL)などのWindowsシステムファンクションがMCPサーバとなり、AIアプリケーションやエージェントからアクセス可能になる。 MCP Registr
[速報]「GitHub Copilot Coding Agent」パブリックプレビュー。AIにIssueをアサインすると、解決に向け自律的にプログラミング マイクロソフトは日本時間5月20日未明に開幕したイベント「Microsoft Build 2025」で、GitHubのIssueをAIにアサインすると、解決に向けて自律的にプログラミングを行う新機能「GitHub Copilot Coding Agent」をパブリックプレビューとして発表しました。 GitHub上のコーディングエージェントは、今年(2025年)2月に「GitHub Copilot Agent Mode」がプレビュー公開されています。これはタスクをVisual Sutido Code上の画面からプロンプトでGitHub Copilotに指示する形式でした。 参考:GitHub Copilot Agent Modeが登場。タ
混同しやすいが、「おざなり」と「なおざり」は意味を異にする。 「おざなり」は、意識的にいい加減な発言・行動で、その場を取り繕うとすること。 いい加減な取り組みであれ、行為が伴う。 「なおざり」は、注意力が欠落しており、意識せずおろそかな結果になってしまうこと。 行為そのものがなされていない。 国語辞典や語源辞典のある棚をブラウジングした結果、次の資料が見つかった。 『新明解語源辞典』 小松寿雄/編 三省堂 2011 (自館請求記号:R812) p165に「おざなり」の項目があり、記述には、「誠意がなくいい加減なこと。(中略)その雰囲気の流れのままというのが「お座なり」のもとの意味だろう。そのままで努力しないというところから、現在の意味になったものと考えられる。」とある。 p682に「なおざり[等閑]」の項目があり、記述には「いい加減。(中略)「なお」が「なほ(直)」であることについては諸説
こんにちは、Drawer Growthグループ ソフトウェアエンジニアの内田(id:usadamasa, @usadamasa)です。弊社ではApache Icebergの活用*1とともに、一部のアプリケーションにJavaを導入しています。今回は、システムアーキテクチャから一段レイヤを下げてアプリケーションレベルのお話しをしたいと思います。 アプリケーションアーキテクチャの設計と運用課題 アプリケーション開発において、私たちエンジニアは通常、パッケージ構成やレイヤの依存関係、ロギングなどの観点からアーキテクチャを設計します。 しかし、実装との不整合やチーム内での共通認識が不十分なまま進むと、品質課題として潜在化し、やがて本番障害や開発者の疲弊といった形で問題に発展します。また、DevinやClineなどのAIエージェントに適切に実装してもらうにはプロンプトやドキュメントで設計を伝える必要が
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