熊本に降り立った米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)をソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長が自社の半導体工場で出迎える。13日にあった突然のニュースだ。目的はほかにもあっただろうが、3年ぶりのクック氏訪日は後から振り返れば、同社の供給網を劇的に変える「グレートジャーニー(大移動)」の一場面になった可能性がある。インドやベトナムにシフトアップルは今、組み立て工程で中国への一国

平成の経済は、バブル崩壊後の長期低迷や中国など新興国の台頭、格差拡大、IT化の進展などで激変した。元ソニーCEOの出井伸之氏(81)に平成の30年間を振り返ってもらい、新たな時代に向けた提言を聞いた。 ――平成という時代は、日本経済にとってどんな時代だったのでしょうか。 「日本が凍りつくぐらいの北風が吹いた時代でした。1990年代に米国でIT革命が起き、中国経済の急成長が始まりました。一方日本は、85年のプラザ合意以降の猛烈な円高で製造業は国際競争力が揺らぎました。さらにバブル崩壊で、残った借金を返済するので手いっぱいでした」 「サッカーに例えれば、『バブル崩壊でオウンゴールをしている間にIT革命が起き、米国や中国にどんどん点を入れられ、気付いたら4対0で負けていた』という状況でした」 ――とりわけソニーなど電機産業は厳しかった。 「社長就任前の93年、私は米ロサンゼルスでアル・ゴア副大統
西内啓 Hiromu Nishiuchi @philomyu 統計家であり株式会社ソウジョウデータ代表取締役。東京大学助教を辞めてからこれまで日本の色んなところでデータサイエンス系プロジェクトをたくさんお手伝いしてきました。元Jリーグ アドバイザー(2015-2022)。内閣府EBPMアドバイザリーボードメンバー(2020-)。『統計学が最強の学問である』の著者。 soujoudata.com 西内啓 Hiromu Nishiuchi @philomyu 「アップルみたいな会社がなぜ日本に生まれないか」みたいなこと言う人たまに見ますけど、音楽やゲーム楽しむコンパクトな機械作って、それらが流通するメディア握って、世界に先駆けて合金製薄型ボディのパソコンも作ってたソニーという会社が「なぜ今アップルじゃないか」を考えた方がいいのでは。 2018-09-14 18:00:39
【2017/10/25追記】 久しぶりにバズッたので、ナイチンゲールの呪いにかかっている私としては戦々恐々としながらはてなの通知欄をみております。 はてぶで、今回指摘したSONYのハンディカムのCMに、高篠氏のエピソードが使われていることを教えてくれた方がいました。情報提供ありがとうございます。みんな知ってるものですね。新しい項に追記しています。 私の好きな『それ町』の石黒正数さんのtweetを最近フォローしているのですが、こんなジョブズの逸話を紹介していました。 技術者「アイフォンの試作機です。この機能でこれ以上小さくするのは無理です!偉い人にはそれが分からんのです」 おもむろに試作機を水没させるジョブズ。 ジョブズ「あぶくが出たな。まだ隙間があるという事だ、工夫しろ」 この話が好きでなぁ。 ネームを描く時の指針になったものよ。 — 石黒正数 (@masakazuishi) 2017年1
ソニーがVAIO事業の売却を決めた。1996年に米国で、国内では翌97年にパソコン事業に再参入して以来、AV機能の搭載や、スタイリッシュなデザインで他社製品との差異化を図り独自のポジションを築いてきたが、昨今のパソコン業界を覆う減速基調、特にコンシューマー分野におけるそれにあらがうことができなかった。その動きを加速させているのが、アップルに代表されるスマートフォン、タブレットの急速な台頭だ。 だが、かつてそのソニーとアップルの運命が交差した瞬間があった。アップルのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者、当時)自らMac OSが動作するVAIOを手に、ソニーに協力を呼びかけたのだ。『スティーブジョブズは何を遺したのか』(2011年、日経BP社刊)を執筆・監修したITジャーナリスト林信行氏による、当時のインタビュー全文をここに改めてご紹介する。(編集部注:記事中の記載内容はすべて執筆当時の
It is well-known that Steve Jobs is a Japanophile. It is also well-known that Steve Jobs was a big fan of Sony. In the book, "Insanely Simple" by Ken Segall, the godfather of "iMac" disclosed how Steve Jobs wanted to name that product "MacMan" mimicking "Walkman." Akio Morita, the co-founder of Sony was not featured in the 'Think different.' ad campaign but he has always been a hero for Steve Jobs
By Lars Kristian Flem Appleの前CEOであるスティーブ・ジョブズ氏は、ソニーの共同経営者である盛田昭夫とビジネス以上の関係があったことから、Appleとソニーは密接な関係にありました。そんな2社の間で、「Mac OSで動作するVAIO」の計画があった経緯が、20年にわたってAppleの取材を行う林信行氏によって語られています。 The tales of Steve Jobs & Japan #02: casual friendship with Sony | Steve Jobs and Japan | nobi.com (EN) http://nobi.com/en/Steve%20Jobs%20and%20Japan/entry-1212.html 以前からAppleとソニーは密接な関係にあり、例えば、QuickTimeチームはソニーのATRACオーディオファ
2012年03月12日07:45 カテゴリArt 実は誰もが知っている「AppleがSonyになれた本当の理由」 設問が間違っていては、たとえその設問に対する答えが正しくとも意味がない。 Life is beautiful: 誰も言いたがらない「Sony が Apple になれなかった本当の理由」 そろそろ、「会社は誰のためにあるか」という根本の部分から見直さないと日本の家電メーカーは世界で戦えない。TPP で市場を開放する前に、しておくべきことは沢山ある。 それではなぜHPもDellもNokiaも、MicrosoftですらGoogleですらAppleになれなかったのかを問わねばならないだろう。 もっと的確な設問があるではないか。 なぜAppleはSonyになれたのか? どれほどAppleが--昔日の--Sonyになりたかったのか、どれほどJobsがAppleをSonyにしたかったのかの証
先日、ある会議で次のような意見を聞いて、私は心の底から驚いた。 「アメリカ経済は、短期的利益だけを追い求める近視眼化の傾向をますます強めている。その象徴がアップルだ。独自の技術を開発したわけでなく、さまざまな既存技術を寄せ集めただけの製品で利益を伸ばし、ついには時価総額がアメリカ第2位になってしまった」というのである。 対照的なアップルとソニーの株価推移 ここには、いくつかの重要な論点が含まれている。まず、「アップルが独自の新しい技術を開発したわけではない」という点について。 これは、そのとおりである。アイポッドの原型はソニーのウォークマンであり、アイフォーンの原型はNTTドコモのiモードだ。アイパッドに至っては、アイフォーンとノートPCの中間の製品というだけのことだ。タッチパネル方式もゼロックスが開発したものであり、アップルはそれをまねただけだ。 しかし、同じことは過去のさまざ
日本でiPadが発売になって4日になる、その4日間で日本で何台iPadを売ったかはまだAppleからもソフトバンクからも正式発表はないが、私が無料で提供しているCloudReadersのダウンロード数とその順位から、おおかた予測できる。 【事実1】 CloudReadersの日本でのトータルダウンロード数:2万2千 【事実2】 現在の総合順位(日本、無料アプリ):8位 今までの経験から言うと、8位と1位のダウンロード数の違いは2.5〜3倍程度。つまり、現在の総合一位(太鼓の達人)のダウンロードは5〜6万と見て良い。 通常だと、どんなに評判の良い無料アプリでも、30%のユーザーに行き渡ることはめったにないが、初期ロットのiPadを入手するほどのアーリーアダプターの場合、50〜70%というのも珍しくない(いくらなんでも80%は行かない→例えば、私は「太鼓の達人」はダウンロードしていない)。そこ
CES開催期間中にゲーム関連の情報が色々と出てきました。 Xbox360のNATALが年末発売されることやミニ仮想空間サービス「GameRoom」が始まることなど、マイクロソフトはゲームファン向けのサービスを着実に拡充するようです。 一方、ソニーもSDカードの販売を開始するほか、グループ一丸となって「3D」に取り組むと発表するなど、組織改革の影響がはっきり現れてきました。特にグループ一丸となって、という部分は大きい。従来から連携の悪さを指摘されてきたソニーにとって、最大の課題だったからです。 ソニー、2010年夏にプレイステーション3を3D対応へ・・・グループを挙げた包括的な取り組みを発表 西田宗千佳のRandomTracking:【CES】米Sony、AV事業担当者が語る~「3D」と「ネットワーク」への取り組み~ブルーレイの時との違いは、「全社が一枚岩で総力戦で取り組む、という発想を徹底
あるビルのエレベーターでのこと。「ピロン」とiPhone特有のテキストメッセージ到着の通知音がしたので、チェックするためにポケットから取り出すと、たまたま乗り合わせていたスーツの男性も同じ行動をしている。結局それは、その人のiPhoneに入ったメッセージだったのだが、その人はiPhoneから私に目を移すと、「あなたも(iPhone)ですか」と、少し照れくさそうに、でもとてもうれしそうに笑いかけて来る。それは、iPhoneを持つ人たちの間で交わされる「持つ喜び」の共有。 iPhoneの販売台数が延べで500万台を越したらしいが、最近のアップルのすごさは、ひたすらこの会社のこの「持つ喜び」の演出能力の高さにある。 マイクロソフトとアップルはしばしば横並びでライバルとして比較されることがあるが、XBoxのような例外はあるものの基本的にはマイクロソフトは「企業向け」のソフトウェアを売る会社、アップ
ソニーは7月18日、米ニューヨークで開催のイベントで、iPod対応のラジオクロック「ICF-C1iP」とCDプレーヤー搭載スピーカーシステム「ZS-S2iP」を発表した。いずれもiPodドックを搭載しており、iPodの充電も可能。色は黒と白の2色で、価格は約100ドル。8月に米国で発売予定。 ラジオクロックICF-C1iPでは、付属のワイヤレスリモコンを使ってラジオとiPodのいずれも操作可能。ブザーのほか、ラジオやiPodのコンテンツをアラームに使用できる。サマータイムへの切り替えも自動的に行われる。 いわゆる「CDラジカセ」の形状をしたZS-S2iPは、デジタルAM/FMチューナーとCDプレーヤーを搭載しており、iPodドックは、未使用時には格納できる。iPodの操作にも使えるワイヤレスリモコンがセットになっている。 「消費者はiPodをCDと同様に、1つのフォーマットとして扱っている
米Sonyは、ラジオ内蔵のiPod用スピーカー「ICF-C1iP」と、iPodクレードル搭載のCDラジオ「boombox」(ZS-S2iP)を米国で8月に発売する。SonyStyle.comでの価格は約100ドル。カラーは両モデルともブラックとホワイトを用意する。 両製品はニューヨークで18日(現地時間)に行なわれたイベントで発表。Sony Electronicsのパーソナルオーディオ担当ディレクターであるAndrew Sivori氏はiPod向け製品の採用について「iPodは既にCDのようなフォーマットとしてコンシューマに受け入れられているため」と説明している。 ■ ICF-C1iP iPodのDockコネクタと接続するアクティブスピーカー。iPod装着用のアダプタを使った接続に対応するが、クレードル部のアジャスタにより、アダプタを使わずに装着することも可能。接続したiPodの充電
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