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BookReviewに関するtm2002のブックマーク (3)

  • 考えるための書評集

    ナラティヴ・セラピー・クラシックス―脱構築とセラピー マイケル・ホワイト 社会構築主義はほかの分野にも影響をあたえた。人類学や歴史学、科学哲学だってそうだろう。 事物や真理は人間の外側にあってそれを客観的に記述することが真理にいたる正しい道だと思われているところに、その記述することがいままさに「制作」していること、真理とよばれるものをつくりだしているというメタ視点をつくりだしたからだ。真理は人間から離れた場所にあるのではなく、人間社会によってつくりだされるものだ。それはたんに私たちが文化的・歴史的に真理とよばれるものをつくりだしているだけはないのかという根的懐疑をもたらした。 その社会構築主義の心理学への影響がこのナラティヴ・セラピーとよばれるものだ。いぜんもこの道をたどって、ナラティヴ・セラピーを読んだことがあるのだが、そのときはがっくりきた。事実や物事が構築されるなら、それを捨て去れ

  • Bookmarklet一覧

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  • 特捜検察vs.金融権力 - 池田信夫 blog

    著者は、私の昔の仕事上のライバルだった。私がイトマン事件を追いかけていたとき、必ず取材先に先に行っている朝日新聞の記者がいた。毎日新聞から引き抜かれるという珍しい経歴の持ち主で、日経の大塚将司記者とともに、業界のトップランナーだった。この種の事件は、取材で知りえた事実の1割も記事にはできない(NHKの場合にはさらにその半分も番組にはできない)が、90年代の事件については「時効」になったので、今だからいえる話もさりげなく書かれている。 特におもしろいのは、1998年の接待疑惑の発端となった大蔵省証券局の課長補佐の事件だ。彼は接待だけでなく、風俗店(ソープランド)に頻繁に行っており、これが逮捕の決め手になった。当時の霞ヶ関の暗黙のルールでは、接待はシロだが現金はクロで、女は現金と同等という扱いだったからだ。ところが逮捕してから、この風俗の出費は自費(!)であることが判明した。検察は動転したが

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