はじめに nekogata.hatenablog.com を読みました。 オーナーシップを阻害する構造的な問題について丁寧な分析がされていて、なるほどと思う部分が多かった。しかし、私はこの問題の核心はもっとシンプルなところにあると考えている。 エンジニアが身銭を切っていない。それだけだ。 構造を変えても、制度を整えても、身銭を切らないエンジニアは責任を取らない。逆に、どんな環境でも身銭を切るエンジニアは結果を出す。私はそういうエンジニアを何人も見てきた。 身銭を切るとは何か 身銭を切るとは「何かがうまくいかなかった場合に相応のペナルティを支払う」覚悟を持つことだ。 給料が減るとか、クビになるとか、そんな極端な話ではない。自分の評判、プライド、チームからの信頼、深夜の時間、精神的なストレス。これらを賭けて仕事に臨むことが、身銭を切るということだ。 プロフェッショナルとして、自分の仕事の結果に