左から、智恵莉氏、山田太郎氏、永山薫氏自主規制の歴史~出版団体・店舗による自主規制、コンビニ規制山田: 全5回にわたってお送りするこのシリーズですが、第4回目の今日は「自主規制」について。第2回の「どうしてマンガやアニメは国連から敵視されているか」という内容がスマートニュースに取り上げられ、ネット上で大変ハネました。たくさんの方に読まれたようで、今回も負けず劣らずの内容でぜひネット上の多くの人に読んでもらおうと思っています。 智恵莉: はい。 山田: これまでマンガやアニメが政府などの圧力で規制されるという話を伝えてきましたが、実はマンガやアニメが本当に規制される相手は民間対民間。作り手自身や出版社が萎縮してしまったり、あるいは流通業者(Amazon、Yahoo!、Googleなど)やメディア、そういったところが、視聴者をはじめとしたさまざまな人たちからあーだこーだと言われたくないから伝え
