1.はじめに 先日の記事でも書きましたが、下村博文文部科学大臣が様々な疑似科学を信じていることが問題視されています。詳しくはこちらをご覧下さい。 この困った大臣の体たらくから、疑似科学信者の思考の傾向を探ってみたいというのが今回の記事です。 まず、明らかになっているだけでも、下村氏は次のようなトンデモ案件に関与しているとされています。 EM 親学 ナノ純銀 幸福の科学の映画「ファイナル・ジャッジメント」 ジュセリーノの予言 この中の「EM」「親学」「幸福の科学の映画」について、「道徳」という観点から考えてみます。 なぜ道徳に注目したかと言いますと、下村氏は道徳教育を重視しているように見受けられるからです。昨年12月27日に行った記者会見では、道徳教育の重要性を繰り返し強調しています。つまり、この人は道徳が大好きと言えます。精神的な規範を求めているようです。 また、以前述べたように、疑似科学
関連トピックス野田佳彦 【石塚広志】野田佳彦首相は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の実用化を促すため、安全性の確保と倫理指針の整備を急ぐよう、関係省庁に指示する方針を固めた。2日、iPS細胞を開発した山中伸弥・京都大教授も出席する総合科学技術会議で表明する。 iPS細胞など幹細胞を使う再生医療は研究が急速に進んでいる。iPS細胞は、受精卵を壊して作るES細胞(胚〈はい〉性幹細胞)と違って倫理的な問題は比較的少ないが、臨床応用に向け、がん化の懸念など安全面や倫理面の問題を解決する仕組みづくりが課題だ。 首相は厚生労働省や文部科学省、内閣府などに、安全基準づくりなどの検討を促す。必要なら薬事法改正も求めていく。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事iPS臨床応用
あのファインマンさんがこの状況を見たらなんと言うだろう。発生から1年以上たつのに核心がみえてこない原発事故の検証作業。にもかかわらず、「安全は確認したので再稼働を」と言ってのける日本のトップ。今ごろ明るみに出る放射能測定のデータ隠し。それこそ「ご冗談でしょう」と言いたくなる。 リチャード・ファインマンは、ご存じの通り、量子電磁力学でノーベル賞を受賞した米国の物理学者だ。軽妙なエッセー集「ご冗談でしょう、ファインマンさん」でファンになった人は多いに違いない。 そのファインマンが亡くなる2年前に務めたのがスペースシャトル「チャレンジャー事故」の調査委員会委員である。86年1月の事故直後、大統領の諮問を受け、宇宙飛行士や空軍大将らと共に真相究明に取り組んだ。 顛末(てんまつ)は「困ります、ファインマンさん」(岩波現代文庫)に詳しいが、彼がやったことを一言で言えば、周りの空気を読まず、知りたいこと
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