■石原慎太郎・日本維新の会代表 (原発事故を)「想定外」と言うが、この日本のような世界最大の火山脈の上に乗っているんだから、地震が起こるのは当たり前。何でもっと高いところに原発を作らなかったのか。海から水を引いて冷やせるところがいいんだと。極端なことを言うと、東京湾の千葉県の沿岸に原発はできるんですよ。あそこは地盤がしっかりしていて海も近い。だけど、高いところにつくらなきゃダメだ。 そういうことも考えずに、役人は、同じような役所みたいな東電と組んで、ずさんな計画をやったから、ああいうざまになる。役人は新しいこと、複雑なことを考えない。みんな縦割り行政で他の役所と相談することをせずに、自分の役所のことを「我が社、我が社」と言って、この国を壟断(ろうだん)している。(横浜市内での街頭演説で) 関連記事役人には任せられない 維新・石原氏〈党首第一声〉(12/4)石原氏「誤解招いたなら遺憾」
日本維新の会の石原慎太郎代表は30日午後の党首討論会(日本記者クラブ主催)で、29日に発表した政権公約に「(原発は)2030年代までにフェードアウト(消えていく)」と盛り込んでいることについて「そういう公約はやっぱり直させます」と語り、見直す考えを示した。 石原氏は29日、維新代表代行の橋下徹大阪市長とともに記者会見して政権公約「骨太2013〜2016」を発表。「脱原発依存体制の構築」「原発政策のメカニズム・ルールを変える」と明記した。政策の実例として「既存の原子炉による原子力発電は30年代までにフェードアウトすることになる」とした。 石原氏は討論会で、原子力利用の選択肢を失うことは「困る」とした上で、「私はそういう公約はやっぱり直させます。(エネルギー政策などの)シミュレーションをして、そのシミュレーションの中で、原発の淘汰(とうた)を考えていくことだ」と語った。 関連記事みんな・渡
「原発消失」公約でない=石原、橋下氏が会見−維新【12衆院選】 「原発消失」公約でない=石原、橋下氏が会見−維新【12衆院選】 衆院選公約について記者会見する日本維新の会の石原慎太郎代表(左)と橋下徹代表代行=29日午後、東京都内のホテル 日本維新の会の石原慎太郎代表と橋下徹代表代行は29日午後、都内で記者会見し、衆院選公約「骨太2013〜2016」を正式に発表した。橋下氏は、公約に政策実例として掲げた「既設の原発は30年代までにフェードアウト(消失)」は、公約には当たらないと軌道を修正。エネルギー政策に関する公約は、あくまで「脱原発依存体制の構築」や「電力市場の自由化」だと説明した。 橋下氏は、「骨太」後半部分に列挙した「政策実例」について「決まったことではない。議員がアイデアとして出したもので、まだまだ議論の余地がある」と述べ、実現を約束したわけではないことを強調。脱原発に対しては、
関連トピックス原子力発電所 ■石原慎太郎・日本維新の会代表 (震災の被災地で)改めて感じたことは、人災ですよ、人災。日本のような世界最大の火山帯にあるこの地政学的条件。これを勘案すれば、原発の立地を、私たちはもっと慎重に考えなくちゃいけなかった。 原発を冷やすために、海水を取る。それは結構でしょう。しかし、取りやすいために、海岸のすぐそばに原発をつくってきたということは、これ、基本的に私は間違いだと思う。 ということは、実はある考古学者、地質学者が、一千年前の貞観年間の東北を襲った大津波の記録を見ながら、これ、清少納言のお父さんが作った和歌にも出ている。それにヒントを得て、仙台の奥まで行って、実は仙台が、今度被った以上の大きな津波が、奥の奥まで来たっていう地政学の調査をして、これを報告しているのに、政府はそれを聞かなかった。(JR福島駅前での街頭演説で)
放火論 人はなぜ火を放つのか? 恋人に会いたくて江戸の町を焼いた「八百屋お七」から、三島由紀夫の「金閣寺」、村上春樹の「ノルウェイの森」まで―。文学に描かれた火事から、心の修羅を読み解こうとしたのが、評論家多田道太郎さん(故人)の「変身放火論」(講談社)だ▼多田さんは信州に残っていたとされる子どもの「火遊び歌」 火い火いたもれ 火は無い無いと あの山越えて―などを引きながら、深層心理に宿る「火」を探り、お七たち歴史上の“放火犯”に「放火への願望」「放火への逃避」「放火への陶酔」を見いだした▼いま、政治の言葉から、きな臭さが立ち上る。きのうも触れたが、日本維新の会代表の石原慎太郎さんの「核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいい」との発言は聞き逃すわけにはいかない▼<核保有についてある段階までの技術的ポテンシャリティ(潜在的な能力)を高めるということは同時に平和利用の技術の養成にもなる
日本維新の会の石原慎太郎代表は20日、日本外国特派員協会で講演し、「いまの世界の中で核を持っていない国は外交的に圧倒的に弱い。核を持っていないと発言力は圧倒的にない」と持論を展開した。 石原氏は「ロシアには領土を奪われ、(ロシアは)核を持っている。中国は、シナは核を持って日本の領土を奪おうとしている。その日本は一種の平和ぼけだ」と解説。「尖閣の問題にしても、自分で血を流して守る気概がなければ(米国は)助けてくれない」と主張した。 そのうえで、「核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいいと思う。これは一つの抑止力になる。持つ持たないは先の話だけど」とも述べた。 関連記事小林・減税日本代表代行「維新と合流しないと意味ない」(11/20)維新代表の石原慎太郎氏 比例東京から立候補へ(11/18)維新に太陽の党が合流 1次公認の47人を発表(11/17)維新・太陽、TPP・原発・尖閣など
関連トピックス原子力発電所橋下徹TPP 石原慎太郎、橋下徹両氏が17日交わした合意文書の内容は次の通り。 ◇ 強くてしたたかな日本をつくる 【1】 中央集権体制の打破 地方交付税廃止=地財制度廃止、地方共有税制度(新たな財政調整制度)の創設、消費税の地方税化、消費税11%を目安(5%固定財源、6%地方共有税《財政調整分》) 【2】 道州制実現に向けて協議を始める 【3】 中小・零細企業対策を中心に経済を活性化する 【4】 社会保障財源は、地方交付税の廃止分+保険料の適正化と給付水準の見直し+所得税捕捉+資産課税で立て直し 【5】 自由貿易圏に賛同しTPP交渉に参加するが、協議の結果国益に沿わなければ反対。なお農業の競争力強化策を実行する 【6】 新しいエネルギー需給体制の構築 原発(1)ルールの構築(ア)安全基準(イ)安全確認体制〈規制委員・規制庁、事業主〉(
全体会議で笑顔を見せる新代表の石原慎太郎氏(右)と代表代行の橋下徹氏=17日午後、大阪市住之江区で(横田信哉撮影) 「日本維新の会」代表の橋下徹大阪市長と、「太陽の党」共同代表の石原慎太郎前東京都知事は十七日、大阪市内で記者会見し、太陽の党が解党して維新の会に合流することを正式発表した。代表に石原氏、代表代行に橋下氏が就任。第三極の結集を目指した東と西の雄が手を結び、知名度と発信力で活路を見いだそうとした形だが、政策の違いに目をつぶっての合流は、野合との批判が高まるのは避けられない。 (生島章弘) 石原氏 小異を捨てて大同団結し、最初の一戦を戦う。後は橋下氏にバトンタッチする。 橋下氏 心強い新代表を迎えた。燃え尽きるまで戦い抜く。 両氏は同日、大阪市で開かれた維新の全体会議で、エールを交換しあった。両党は合流に先立ち、八項目の政策で合意した。内容は石原氏が否定的だった消費税の地方税化が盛
関連トピックス菅直人原子力発電所橋下徹 ■菅直人前首相(民主党) 大阪を席巻しつつある第三極。原発をやりましょうという石原慎太郎前東京都知事と、橋下徹大阪市長が一緒になった。原発ゼロに向かうか、原発54基を再生させて逆行するか。自民党を中心とした政権ができた場合は原発再稼働に、新たな増設も含めて動き出すことは間違いない。衆院選の投開票日となる12月16日は、大きな選択の日になる。(大阪府高槻市の街頭演説で) 関連記事橋下氏、石原新党結成なら連携前向き(10/25)中学校給食 橋下・大阪市長「全員を原則に」(9/21)〈WEBRONZA〉橋下徹大阪市長の次の標的は(8/23)原発ゼロの課題洗い出し指示 首相、4閣僚に(8/6)橋下・大阪市長「増税前に信を問うべき」(6/22)慎太郎劇の最終幕が始まった(11/1)たちあがれ・藤井氏「橋下氏が共同代表案」 橋下氏否定(10/31)「あの顔ぶれ
関連トピックス関西電力原子力発電所野田佳彦TPP 朝日新聞社が10、11日に実施した全国定例世論調査によると、野田内閣の支持率は18%、不支持率は64%だった。支持率は前回(10月20、21日)調査と変わらないが、不支持率は、過去最高だった前回59%をさらに上回った。 近く発足する石原慎太郎前東京都知事の新党について期待するかどうかを尋ねると、「期待する」が39%で、「期待しない」の52%を下回った。 一方、日本維新の会について「次の衆議院選挙で、国会で影響力を持つような議席を取ってほしいと思うか」と聞くと、「取ってほしい」48%、「そうは思わない」40%だった。 次期衆院選を前に大きな焦点となっている第三極の連携については、「次の衆議院選挙で、民主党でも自民党でもない『第三極』と呼ばれる政党同士が連携するとき、政策の一致はどの程度重要か」と尋ねた。 四つの選択肢から選んでもらう
東京都の石原慎太郎知事は14日の記者会見で、政府が掲げる2030年代の原発ゼロ目標は日本経済への影響が大きいと指摘し「失業者が増えて自殺者が出ても原発を止めるなら、ちょっと短絡的だと思う」と批判した。 石原知事は「政府が経済成長のためにどういう配分でエネルギーを供給するか、そのために原発がどの程度必要か考えずに原発を全部替えるのはただのセンチメント」と持論も述べた。 脱原発を訴え、首相官邸前で行われている抗議行動については「1960年安保で、安保についてまったく知らないのに反対と騒いだ連中によく似ている」と話した。
関連トピックス参議院選挙原子力発電所 東京都の石原慎太郎知事は6日、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を視察した。政府の新エネルギー政策で核燃料サイクル見直しが取りざたされる中、「廃炉はとんでもない話。絶対にしちゃいけない」と述べた。 石原知事は、日本原子力研究開発機構職員の案内で、原子炉上部や中央制御室を約1時間半かけて回った。終了後、知事は自身が初めて参院選に出た時から高速増殖炉に関心があったことを明かし、「あれから数十年、半ば挫折に近くなってきて残念」と語った。 「もんじゅ」の長期運転中止について記者団に問われた石原知事は、「誰がつくった手続きか知らないが、そういったものを簡略化、スピードアップするのが政治家の責任」と批判した。今後の原発新設については「半分本気で東京に造ったらいいよ」と語った。 関連記事美浜・もんじゅも断層再調査 保安院決定 計6原発に(8/24)敦賀
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