AWS Cost Anomaly Detection(コスト異常検出)とChatbotを利用してSlackに連携してみよう
Amazon Q Developer in chat applications (旧称: AWS Chatbot)を利用してコスト異常検出の結果をSlackに連携する方法を記載しました記事です。
2025.11.13
こんにちはクラスメソッドのスジェです。
以前の記事でSlackのメールアドレスを利用して、コスト異常検出の通知をSlackに連携する方法をみてみました。
続きましてAmazon Q Developer in chat applications (旧称: AWS Chatbot)[1]を利用して連携する方法をみてみます。
以下の公式資料を参考に記事を作成します。[2]
設定のためには大きく3つの作業が必要です。
- SNSトピック作成
- Chatbot作成
- モニター作成
SNSトピック作成
- AWS コンソールから「SNS」を検索します。続きましてトピックを作成します。

- タイプをスタンダードに選択し、名前を指定します。

Chatbot作成
トピックが作成できましたら、続きましてChatbotを作成します。
- chatbotにアクセスし、チャットクライアントで「Slack」を選択します。「クライアントを設定」をクリックします。

- ChatbotをインストールするWorkspaceを選択肢、インストールします。

- 連携ができましたらイメージのような画面に切り替えます。「新しいチャンネルを設定」をクリックします。

- 設定名・SlackチャンネルIDを記入します。通知だけ必要ならアクセス許可はテンプレートのままで問題ありません。ご希望のロール名だけ記入します。通知は前のステップで作成しましたトピックのリージョンとそのトピックを選択します。設定が終わったら「設定」ボタンをクリックします。
- 作成できましたらイメージのようにチャネルが作成されます。

モニター作成
最後にモニターを作成します。
- コスト異常検出は「請求とコスト管理」サービスからアクセスできます。「モニターを作成」をクリックします。

- ご希望のモニタータイプを選択します。本記事では使用する各サービスを個別に評価するために「AWS のサービス - 推奨事項」にしました。モニター名の記入後、「次へ」ボタンをクリックします。

- サブスクリプションを作成します。ご希望のアラート頻度を選択します。本記事では「個々のアラート」にしました[3]。作成しましたSNSのARNをコピペします。ご希望のサブスクリプション名としきい値を記入することで終わりです。
- しきい値は後で更新できます。最初の決まりが難しい場合は1日利用費の1.5倍などに設定してみましょう。

- しきい値は後で更新できます。最初の決まりが難しい場合は1日利用費の1.5倍などに設定してみましょう。
問題なく作成できましたらモニターの一覧からモニターが確認できます。
しきい値の更新が必要なら「アラートサブスクリプション」タプから作成しましたサブスクリプションの編集ができます。

おわりに
以上でコスト異常検出をSlackと連携する2つの方法をみてみました。
ご希望の方法を導入して、アカウントのコスト管理に気をつけましょう。
お読みいただきありがとうございます。







