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実家の両親に、新しいスマートフォンの料金プランを説明する。上司に、自分が関わっているプロジェクトの状況を報告する……あなたならどんな風に話を組み立て、説明しますか?『「説明」がうまい人がいつも頭においていること』の著者・犬塚壮志氏は、「話している最中に頭が真っ白になり、“説明の迷子”になってしまう人に足りないのは、才能でも能力でもない」と断言します。説明がうまい人が無意識のうちにやっている「並べ替え」テクニックについて、説明のプロ・犬塚氏が解説します。(大学受験専門塾「ワークショップ」情報科講師/株式会社士教育代表取締役 犬塚壮志)
あなたの説明がうまくいかない理由は、「話す順番」
「あれ、次は何を話せばいいんだっけ?」
「えっと、つまり……何が言いたいかというと……」
話している最中に頭が真っ白になったり、自分が今どこに向かっているのかわからなくなったりする。そして、聞き手からは「で、結局何が言いたいの?」という冷ややかな視線を浴びる。
このような「説明の迷子」になった経験はないでしょうか。
多くの人が、これを「自分には話す才能がないからだ」とか「頭の回転が遅いからだ」と責めてしまいます。
しかし、断言します。あなたの説明がうまくいかないのは、能力の問題ではありません。「話す順番」を変えればいいだけです。
もっと言えば、説明が下手な人ほど、「正しい順番(時系列)」や「自分が用意した順番」で話そうとして自滅しています。
一方、説明がうまい人は、話す内容は同じでも、全く違う「地図」を持って会話に臨んでいます。
本記事では、あなたの説明が伝わらない根本原因である「壁当て」の構造と、説明の達人が無意識に行っている「6W3Hの並べ替え」について解説します。







