日本の田舎には、こういうパンがあるから、あなどれない。
たとえばそれは、新潟県の離島・佐渡島で買える、百姓パンの「ナス炒めパン」。
これは「小木特産品開発センター」(新潟県佐渡市小木町1949-1)等で買える、地域住民の手作りパン。
小木特産品開発センターは、地域住民が手作りした、まさに地産地消ともいえる食材が売られている場。
そこには、パンがいくつか売られていて、すべて手作り。
そのパンのひとつが「百姓パン なすいため」。
ようするに、ナス炒めパン。
具がナス炒めなのだ。
ナス炒めといえば、ご飯のおかず。
でもこれは、パンの中に入っている。
パンの具としてナス炒めが入っているパターン、初だと思う。
意外すぎるが、でも、イメージしてみると、おいしそう!
ということで、実際に購入して食べてみた。
このパン、まず、ビジュが凄まじくキレイ。
パンの表面が、まるでCGかと思えるほどツヤツヤでキレイ。
半分に割ってみると、中にはナス炒めが入っていた。
かなり薫りが強めで驚かされる。
芳醇ともいえる薫り。
この薫りは炒め物というより漬物に近い感じか。
ますます食欲がわく。
その味は、かなり濃い旨味と油。
ねっとりとした食感も素晴らしく、まさにパンに合わせて粘力を高めた感ある。
単にナス炒めを入れたのではなく、ペーストに近い状態に仕上がっていることで、パンに良くなじんでいるのだ。
これは素晴らしい手作りパン。
こういう家庭の料理がパンの具になる流れ、あまりないように思える。
もし佐渡島に行くことがあれば、ぜひとも食べてほしい逸品だと感じた。
ごちそうさまでした!

